
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
12月27日に放送されたtvN土日ドラマ「プロボノ:アナタの正義、救います!」(視聴率6.5%)第7話では、プロボノチームのリーダー、カン・ダウィ(チョン・ギョンホ)が、チームの存続を懸けてライバル法律事務所ペクスンと激しい受任競争を繰り広げた。
この日、プロボノチームは、O&Partnersの創業者オ・ギュジャン(キム・ガプス)から、突然のチーム解体通告を受ける。公益訴訟によって世論を揺るがすプロボノチームの活動が、政財界の人物を主要クライアントとしてきたO&Partnersのカラーと合わないという判断だった。
カン・ダウィはすぐさまオ・ギュジャンのもとを訪れ、公益訴訟もまたローファームの評価を高められることを証明すると主張。ライバルである法律事務所ペクスンとの受任競争を提案し、敗れた場合には不当解雇を問題にせず、チーム解体をそのまま受け入れるという破格の条件を提示した。この提案を興味深く見つめていたオ・ギュジャンは、最終的にこれを受け入れた。
その条件のもとで始まった受任競争の依頼人は、“国民的アイドル”エリヤ(チョン・ジソ)側だった。エリヤ側は、サセンファンに怒りを露わにする姿が動画で撮影され、脅迫を受けていること、さらに以前から執拗に嫌がらせを続けてきたサイバーレッカ系ユーチューバーの存在を明かし、事態が大きくなる前に静かな解決を望んでいると伝えた。
事件の基本的な内容を共有した初回ミーティング後、本格的なプレゼン対決が展開される。ウ・ミョンフン(チェ・デフン)を前面に出したペクスンが、和解金の支払いと合意書、秘密保持契約による解決策を提示する一方、プロボノチームは芸能界の構造を的確に読み解き、主導権を握った。いつ流出するか分からない動画の危険性を把握し、リアルタイムのトラフィック分析によってサイバーレッカ系ユーチューバーの動画投稿を即座に察知したのだ。
すでに動画が拡散された状況でも、両者の対応は大きく分かれた。ウ・ミョンフンがエリヤのブランドと名声を守るため、入院と公式謝罪を解決策として提示したのに対し、プロボノチームは、サセンファンがエリヤ本人だけでなく周囲の人々まで苦しめてきた事実に注目し、“人間エリヤ”を守ることに重きを置いた。特に、エリヤのファンでもあるチーム員ユ・ナンヒ(ソ・ヘウォン)が、エリヤの立場を真摯に代弁し、事件受任の決定的な役割を果たした。
激しい攻防の末に事件を受任したプロボノチームは、法廷でも存在感を発揮する。「国民の知る権利」を掲げるサイバーレッカ系ユーチューバー側の主張に対し、カン・ダウィが論理的に反論。さらに、愛する歌手を守るために立ち上がったユ・ナンヒの率直な弁論が続き、被害の深刻さを説得力をもって浮き彫りにした。加えて、エリヤ自身も法廷に出廷し、物議を醸した点を謝罪するとともに、サイバーレッカの発言が自身だけでなくファンにも深い傷を与えたことを明確に語り、強い余韻を残した。
放送のラストでは、サイバーレッカ系ユーチューバー側の弁護士が、カン・ダウィとパク・ギップム(ソ・ジュヨン)に接近し、エリヤの私生活をリークした人物が、実は所属事務所の代表であり、エリヤの母親だったと明かし、衝撃を与えた。事件を通して常にエリヤのそばで状況を見守ってきた母親の“本当の顔”とは何なのか。次回への関心が高まっている。
WOW!Korea提供






