「個別インタビュー」UK(元Apeace)、除隊後初の来日イベントが決定!「ファンの皆さんに早く会って声を聞きたいです!」(メッセージ動画あり)

2011年5月からApeaceのヨンウクとして幅広いスタンスで活躍し、その後UK(ユーケイ)の名でソロアーティストとしての活動を開始。歌手活動以外にもテレビ番組のMCや舞台など精力的に取り組む中、2021年11月25日のソロライブ後に帰国し兵役義務を果たすために2022年5月10日に入隊。約2年間、活動休止していたUKだが、芸能活動の再始動を記念して、来日公演を開催することが決定した。除隊後初のインタビューでは、軍隊生活で会った元メンバーとのエピソードや来日イベントの見どころ、クリスマスの計画、今後の活動などについて答えてくれた。

Q 日本に来てやりたいと思っていたことはありますか?

UK:はい。軍隊の中にいる間にいろいろ感じたことがありました。ファンの皆さんが手紙とか宅配とかたくさん送ってくださったんですけど、それを見ることによって自分が芸能人として活動していたんだなって思いださせてくれました。軍隊にいると、自分が芸能人として活動していたことを忘れてしまうんです。なので、来日イベントでファンの皆さんを喜ばせたいという気持ちがさらに強くなったので、ファンの皆さんを喜ばせたいということが一番やりたいことでした。

Q 軍隊生活で印象的だったことをおしえてください。

UK:たくさんありすぎて、何から言えばいいのかわからないんですけど(笑)。分隊長というものがあるんですけど、分隊の中で選ばれた指揮官なのですが、分隊長に選ばれた人たちの教育があるんです。そこで、1、2週間近く訓練を受けるんです。そこにはめっちゃたくさんの先輩がいて、190人くらいいました。僕はそこで結構いい成績でいたんですけど、頭を使うところでは(ポイントが取れなくて)ちょっとダメかなって思っていました。そんな風に思っていたところに、元Apeaceのメンバーがいてくれて、そのお兄さんが「君、頑張った方がいいよ。2位の子と1点差しかないから」って教えてくれたんです。そこで自分が1位なんだとわかって、もっと頑張ろうって思えて、最後に10人くらいが集まって行う本当の戦争のように行う訓練があったんですけど、自分が分隊長として上手くできたので、1位を取れました。それが一番印象に残っています。1位を取って、休みを5日間もらえました。休みは命です(笑)。その休みでは、メンバーと会ったり、今回のライブのための練習と運動をして、運転の練習もしました。運転の教習所に通って、10時間くらい練習したんですけど、韓国で運転するのは怖いから、ちゃんと練習したほうがいいとお父さんに言われて通いました。

-- 順位を教えてくれたお兄さんというのは?

UK:セヒョン兄さんです。いま韓国でお店をやったり俳優として活動したりしているんですけど、お兄さんがそうやって勇気をくれたので、感謝しています。それから、みんなが寝ている間でも僕は2時間くらい勉強していたんですけど、そこで教えてくれる先輩方も来てくれて教えてくれました。本当にいい思い出になりました。

Q 軍隊に行く前と行ってからの印象は変わりましたか?

UK:軍隊に行く前は、自分は社会で10年くらい頑張ってきたから軍隊でも大丈夫だろうという気持ちで行ったんですけど、入ってみたら想像以上でした。本当に大変で…。でもその中ですごくいい仲間たちに出会えて、同期たちがすごくいい子たちでした。みんな年下なんですけど、人数が少ない中でも、みんなで一緒に頑張ろうって言って支え合っていました。軍隊に行ってよかったなと思うところは、そういった仲間と出会えたことです。いい人たちに出会えたことで勉強になりましたし、今でも連絡していて、たまに会ったりもしています。

Q 除隊後初の来日公演で特別に準備していることはありますか?

UK:新しいダンスを皆さんに見せたいと思って練習をしています。それから、一番うれしいことは、僕がソロ活動をしていたときはコロナがまだ収束していないときだったので、(制限があって)ファンの皆さんの声を聞くことができなかったんです。でも、今回はファンの皆さんの声を聞くことができるので楽しみです。

Q 新曲は準備していますか?

UK:新曲はまだなんですけど、もし新曲を作ることになったら、めっちゃめちゃ楽しいダンス曲をやっぱりやりたいですね。軍隊にいる間に歌詞はちょこっとメモしていたんですけど、軍隊の中では本格的に作ることはできなかったので、外に出てから真剣に作ってみようかなって思っていました。なので、これからです。軍隊の中にいると、考える時間が多いんです。夜中とか起きていなければならない時間もあって、そんなときにメモしていました。歌詞の内容は、やっぱりファンの皆さんに関することが一番思い浮かんできました。あとは仲間との話だったり、メンバーだったり。歌詞は日本語でも浮かぶし、韓国語でも浮かんできます。

Q 今後、歌手活動以外にやってみたいことはありますか?

UK:ありがたいことに、日本で舞台とかミュージカルとかに出演する機会がほかのメンバーよりは多かったんですけど、やっぱり演じることってすごく楽しいなって思いました。なので、演技を韓国語でやったらどうなるのかなって感じもあります。これは夢なんですけど、韓国では演技ができて、日本ではダンスとか歌の活動ができれば一番うれしいなって思います。もし俳優の活動ができるのであれば、ドラマも映画も出演してみたいです。そっちの経験はまだ少ないので挑戦してみたいです。

Q どんな役を演じてみたいですか?

UK:いいですね~。もしやるとしたら日本語を使える役もいいですし、好きなウェブ漫画があるんですけど、その漫画のキャラクターの中で、元ヤクザの500万人くらいのフォロワーがいるユーチューバーがいます。その人は主役と悪い関係ですけど、なぜその人が悪くなったのかという話があって、めちゃめちゃ悲しい過去を持つかっこいい役なので、そういう役をやってみたいです。主役ではなく、主役の相手、ライバルとか友だちとかそんな役を演じてみたいですし、それが夢です。

Q イベントのタイトルに「Restart」とあるので、また始めてみたいことはありますか?

UK:また始めたいことは音楽ですね。軍隊の中で歌ったり踊ったりする機会はほとんどないじゃないですか。でも、ヴォーカルもダンスのレベルについても、軍隊にいる中でずっと考えてはいたんですけど、動いていなかったので、またレベルアップするために始めたいと思います。BTOBのチャンソプさんが出ている「MEMPHIS」という韓国のミュージカルを観る機会があったんですけど、声量がすごいなって思いました。なので、ミュージカル俳優のように歌いたいなって気持ちです。踊りもみなさん上手なので感動しましたし、鳥肌が立ちました。

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2023.11.11