麻薬関連の容疑で内偵段階にあった俳優イ・ソンギュンが刑事立件され、被疑者身分に転換された。
きょう(23日)、インチョン(仁川)警察庁広域捜査隊麻薬犯罪捜査係は、麻薬類管理に関する法律違反容疑で、俳優のイ・ソンギュンを立件したと明らかにした。警察は「具体的な手がかりを確保し、イ・ソンギュンを被疑者に転換した。関連者1人も拘束した」と明らかにした。
これに先立ち19日、あるメディアの報道でトップスターL氏が麻薬関連容疑で内偵進行段階にあることが明らかになった。L氏がイ・ソンギュンに絞られると、所属事務所のHODU&Uエンターテインメントは、「当社は提起されている疑惑に対して正確な事実関係を確認中であり、今後捜査などに真実な姿勢で誠実に臨む」と明かした。また「事件と関連した人物であるA氏から持続的な恐喝や脅迫を受けてきて、これに対して捜査機関に告訴状を提出した」と虚偽事実に強力対応を予告した。
しかし、会役容疑の内偵段階を終えた警察は本格捜査に着手した。イ・ソンギュンはことし初めからカンナム(江南)の遊興施設の女性従業員A氏の自宅で数回大麻などを投薬したと疑いがもたれている。A氏は21日、すでに麻薬投薬容疑で拘束され調査を受けている。また、A氏に麻薬関連の脅迫を受けてきたというイ・ソンギュンの主張により、恐喝容疑に対する捜査も共に進行中。イ・ソンギュン側が主張する被害額は約3億5,000万ウォン(約3,800万円)。
あるメディアの報道によると、イ・ソンギュンの麻薬捜査は9月の中旬、カンナムの遊興施設の従事者A氏がVIP客と麻薬投薬をするという情報提供で開始された。その後、A氏に対する家宅捜査を行っていたところ、イ・ソンギュンの情報が捉えられた。A氏の口から実名が挙がった点など多数の状況証拠を確保した警察は、イ・ソンギュンを被疑者に転換した。
警察は近いうちにイ・ソンギュンを召喚調査し毛髪など簡易試薬検査、事件経緯を把握する方針。召喚時期は未定。また、共に言及された南陽(ナムヤン)乳業創業者の孫娘ファン・ハナ氏と歌手志望生B氏など5人に対しては、依然として立件前の調査が進行中。
きょう(23日)イ・ソンギュンはドラマ「ノー・ウェイ・アウト」から降板した。「ノー・ウェイ・アウト」側は「製作会社はマネジメントと合意の下、俳優の立場を受け入れた」と明らかにした。
“麻薬容疑”内偵段階を越えて刑事立件され、召喚調査を控えているイ・ソンギュン。捜査過程中に明らかになる真実に対して関心が集まっている。
WOW!Korea提供