KBSの日曜看板バラエティ「1泊2日シーズン4」。
12月11日の放送で、新メンバーが加わった。Mnet「PRODUCE 101」シーズン2出身で、最近終了したtvN時代劇「シュルプ」での熱演が好評だった俳優ユ・ソンホだ。
「1泊2日」に限らず、どの番組もそうだが、メンバーの入れ替わりは“ターニングポイント”とされ、新しい風が吹き込まれるだろうと期待されるもの。今回のユ・ソンホもそうだが、特にそれが強いようだ。
というのも、シーズン4の初代メンバーだった俳優キム・スンホの降板で、ことし2月に俳優ナ・イヌが加入。その後、5月にRAVIとメインPDだったパン・グリPDも番組を去り、メンバーは5人体制で、新しくやってきたイ・ジョンギュPDのもと、番組の雰囲気もガラリと変わったからだ。
パン・グリPDは“チームの和”を大事に、メンバーたちの掛け合いやわちゃわちゃした雰囲気を出すため、ゲームを進行するのにワンチーム、あるいは2チーム体制で対決を繰り広げ、メンバー同士の関係性で笑いを生み出す“優しく、まろやかな”演出をしてきた。一方、イ・ジョンギュPDは初期シーズンの頃のように、ミッションによって誰か一人だけ置いてけぼりにしたり、どこかに飛ばしたり、個人戦を多用。サバイバル的な過酷な状況での笑いを追求しているため、メンバー全員が揃って何かをするという姿がなかなか見られない。
そういった中でのユ・ソンホ投入なので、演出的な部分でも何か変化があるのではないか、と期待されているというわけだ。残念ながら、この日はDinDinが新型コロナの感染により番組を欠席し、フルメンバーではなかったものの、新しい“末っ子”となるユ・ソンホのお披露目となった。
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