ドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」(2018)が、中国のオンラインプラットフォームを通じて公式に放送される。サード(THAAD・高高度ミサイル防御体系)の配置後に始まった限韓令(韓流制限令)が事実上終止符をうったと評価されている。
3日、北京青年報などによると、この日夕方8時(現地時間)中国オンライン動画サービス(OTT)iQiyi(アイチーイー)で「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」が正式に放送を開始する。
今年初め、中国でサード事態以来6年ぶりに韓国ドラマ「師任堂、色の日記 (以下、師任堂)」が放送されたのに続き、2ヶ月ぶりに韓国ドラマ放送のニュースが伝えられた。当時、「師任堂」は地方放送会社である湖南省の湖南メディアグループ傘下の放送局とオンラインプラットフォームである「Mango TV(マンゴーティービー」で同時に放送された。
同メディアは「師任堂は、Mango TVが協力して作られた作品であるため、『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』が2016年以来公式に放送される初の韓国ドラマ」と評価した。
これに伴い、朴槿恵(パク・グンヘ)政府時代に下された中国内の韓韓令が事実上緩和されたと評価されている。今後、韓国のアイドルや俳優などが中国放送に再び出演するのか、大規模な公演を開催することができるのかが注目されている。
一方、今回放送される「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」は、2018年にJTBCで放送されたソン・イェジンとチョン・ヘイン主演のメロドラマだ。年上の女性と年下の男性カップルの現実感ある恋愛を描いたドらマで、最高視聴率は8.3%(ニールセンコリア、首都圏有料世帯基準)を記録した。