10万人動員のBTS(防弾少年団)釜山公演会場にファンから不満の声…入口1か所で先着順入場?安全に対する懸念も

10月に開催されるBTS (防弾少年団)のプサン(釜山)コンサートを控え、公演会場施設や周辺インフラ問題などファンの間で不満の声が出ている。

釜山市によると、BTSの「2030釜山(プサン)国際博覧会」誘致祈願コンサート「BTS in BUSAN」が10月15日午後6時、釜山キジャン郡の特設舞台で開催される。

今回のコンサートは計10万観客規模(座席5万人、スタンディング5万人)で構成され、全席無料となっている。

指定席は「ARMYメンバーシップ」を持つファンが応募できる抽選制で行われ、残席がある場合に限り指定座席残席およびスタンディングの一般前売チケットがオープンされる。

ことし3月のソウル公演以後、BTSが約7ヶ月ぶりに完全体で立つステージだけに世界中のファンが集まることが予想されるが、安全に対する懸念の声も出ている。

案内によると、東海線イルグァン駅1番出口から特設舞台までのゲートはたった1つだけで、10万人が該当ゲートを通じて移動しなければならない。同様の観客数が収容できるソウルの蚕室オリンピック主競技場のゲートが54か所あるのと比べると、極端に少ない。

また5万人のスタンディングに、番号もなく入場するという方針も現実的ではない。公演会場に早く入場すればするほどいい席を取ることができるだけに、数万人の観客が無秩序に押し寄せると人命事故が発生する可能性があるからだ。(2ページに続く)

2022.09.01