フランスが第五共和政まで二百年かかったにも関わらず、わずか一世代で第六共和国まで上りつめた国。イギリスが産業革命以後二百年かけて成し遂げた産業化をわずか一世代で成し遂げた国。世界歴史上前例のない短い期間で、「産業化」と「民主化」を成し遂げた国。 我々全員がそれぞれの持ち場で汗を流し努力した結果、国民…
光海君はクーデターで廃位にされた王ということで、かつては暴君というイメージが先行していました。しかし、その後の歴史研究が進んでくると、「そうではないのではないか」と評価が変化してきました。果たして、実際の光海君はどのような王だったのでしょうか。 庶子出身の王 光海君の父親は14代王・宣祖(ソンジョ)…
韓国時代劇の『華政(ファジョン)』を見ていると、「大北(テブク)派」という言葉がよく出てくる。これは朝鮮王朝の政治を主導した派閥の名称なのだが、当時の派閥の構図はどのようになっていたのだろうか。 当初は東人派と西人派 朝鮮王朝の病巣と言われたのが「党争」だ。これは、政治を動かす人たちが派閥を形成して…
韓国時代劇『華政(ファジョン)』の序盤では、光海君と臨海君の悲劇的な兄弟関係が描かれていた。2人はなぜ、骨肉の争いを起こさなければならなかったのか。 長男としての面目 14代王・宣祖(ソンジョ)には当初、正室が産んだ子供がいなかったので、彼は側室が産んだ王子の中から後継ぎを選ばざるをえ…
韓国時代劇『華政』の歴史的な背景を見てみよう。光海君と仁穆王后の対立は、なぜ起こったのだろうか。そこには、厳しい王位継承問題がからんでいた。 側室から生まれた2人の王子 14代王・宣祖(ソンジョ)は異質な王であった。 それ以前の13人の王が嫡子(王の正室が産んだ王子)の系統であるのに対…
光海君が流された済州島の風景 朝鮮王朝が実施した流刑は、罪の軽重によって流配地を決定するというものだった。つまり、重い罪を負うほど漢陽(ハニャン/現在のソウル)から遠い場所に流されたのである。特に、多かったのが朝鮮半島西南部の諸島や済州島(チェジュド)。とりわけ、朝鮮王朝時代に南海の孤…
韓国時代劇『華政』に登場する光海君と仁穆王后。2人は形のうえでは母と息子なのだが、激しく敵対した。その理由は何だったのだろうか。 兄弟同士の王位争い 1608年に14代王・宣祖(ソンジョ)が世を去ると、後継者をめぐる争いが起きた。すでに「跡継ぎは光海君で決まり」という流れだったが、兄の臨海君(イメグ…
韓国の「ゴネ得法」は日本の人からすると無理があると思いますが、力のない庶民が既得権や不平等な法に打ち勝ち、自分の権益を守るためにはこんな方法でも使いゴネなければなりません。古今東西庶民に有利に法が施行されたことはありません。ですから、自分の取り分をなりふり構わず確保する庶民のしたたかさという側面もあ…
朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾にまで発展した崔順実(チェ・スンシル)スキャンダル。大統領が操り人形になっていたということで、国民の怒りが沸点に達したが、歴史を振り返ってみると、同じような事態になった時期があった。その中心人物は、朝鮮王朝の後期に女帝とした君臨した純元(スヌォン)王后である。 一族だ…
韓国の兵役法には「30歳を超えて兵役を延期できない」という規定がある。つまり、兵役を終えていない人は30歳までにかならず行かなければならないのだ。そういう意味で、今年は芸能界のかなりの大物が兵役に就くことになるだろう。 30歳は兵役延期の最終リミット 兵役では、「現在年-出生年」という年齢がその年の…