第3回 仁祖はどんな王だったのか 光海君(クァンヘグン)が廃位となったことで、16代王・仁祖(インジョ)となった綾陽君(ヌンヤングン)。しかし、彼は王として非常に辛い人生を歩むことになる。いったい何があったのだろうか。 王としての試練 綾陽君が仁祖反正(インジョパンジョン…
確か一九六七年ごろだったと思います。あるお金持ちの家に招待されて目を見張りました。 自動車のピストンを製造している会社の社長宅で、門構えも立派で庭には池もあり木が生い茂っていて日本でも入ったことのないような豪邸でした。そこの跡取りは当時韓国に三台しかないスポーツカーを所有していたほどでした。 ビック…
韓国料理というと、どうしてもキムチと焼肉のイメージが強いけれど、本質は、自然の風味豊かな食材を多彩な調理方法で仕上げていくところ。今回は、ヘルシーな韓国料理の真髄を紹介しよう。 生きることは食べること ソウルへ行って食堂に入った日本人がまずびっくりするのは、何を注文しても無料のお通しが次から次へと出…
●貧しい時代(一九六五年-一九七五年) 「韓国有名高同窓生の自画像」で、韓国現代史の流れがよく理解できたと思いますが、私が韓国に行った一九六〇年代中盤のソウルは、今の発展の様子からは想像もできないものでした。 まだ地下鉄や高層ビルもなく、ようやく発展の糸口を掴んだ時期でした。電気事情が悪いため全体的…
前編では、張禧嬪と貞純王后について述べました。後編では、朝鮮王朝でも特に刺激的な国王を取り上げます。それは、初代王の太祖と15代王の光海君です。 やってはいけないこと 1392年に朝鮮王朝を建国したのは、李成桂(イ・ソンゲ)です。彼は初代王の太祖(テジョ)になりました。 太祖は本来なら、新しい王朝を…
韓国時代劇はストーリーが刺激的です。欲望、裏切り、陰謀、殺意、毒殺など……。特に、朝鮮王朝を舞台にした作品は、人間の感情が丸出しになります。当時は儒教が国教でしたが、倫理観は立派でも、やっていることは本当にえげつなかったのです。 一番は張禧嬪 韓国時代劇を見ると、女性の出番がとても多いです。特に、朝…
第2回 光海君の生涯(後編) 光海君(クァンヘグン)を支持する大北(テブク)派は、臨海君(イメグン)が反乱を企てていることを訴えた。けれど、光海君は兄が反乱を起こす理由がわからず困惑してしまう。その一方で臨海君は、自分を差し置いて王となった弟を批判していた。 殺害された兄 結果的に光海君は臨海君を流…
第1回 光海君の生涯(前編) 朝鮮王朝15代王・光海君(クァンヘグン)。彼は暴君として知られているが、10代王・燕山君(ヨンサングン)のように悪事ばかり働いていたわけではない。光海君の人生はどのようなものだったのだろうか。 後継者をめぐる争い 光海君は、14代王・宣祖(ソンジョ)と側室の間に生まれた…
結婚式にまつわる話のついでに、七年前にソウルで行われた結婚式についてお話しします。 この結婚式には大変思い入れがありました。新婦の父親とは二十年来の友人であり、東京大学法学部を卒業し、国家公務員上級試験に合格したエリートで、当時の運輸省(現国土交通省)の局長経験者でした。彼のお嬢さんが韓国の青年と結…
写真=韓国陸軍公式サイトより 「ロコレ」では昨年、「チャン・グンソクはいつまで兵役を延ばせるか」という記事を掲載しました。アクセスがとても多いのですが、すでに時間が経っていますので、現状に合うように、1月25日の段階で最新版としてリライトした記事を掲載します。 兵役では1…