最近では韓国でも村上春樹作品のような純文学が若者に読まれベストセラーになっていますが、今もなお先ほどの重い概念が反映されていないストーリー展開は小説扱いされません。韓国人は「大河小説」、「大河ドラマ」が大好きです。 ある日本の作家が、日本の小説のテーマは「愛」で韓国は「政治」だと、どこかで書いている…
ダンベコンチ イ ゴセ ボリジ マセヨ(タバコをここに捨てないでください) チョグク タンエ ポリヌン ヘンイイムニダ(祖国の地に捨てる行為です) ソウルの城郭を散策していたら、木と木の間に掲げられた「ポイ捨て禁止」の垂れ幕を発見しました。木が生い茂っているところにタバコの吸殻を捨てたら火事になる恐…
『朝鮮王朝実録』は果たして真実を書いているか 朝鮮王朝の歴代王の言動を詳しく記した正史の『朝鮮王朝実録』。原文は漢文で、現代の韓国人も読めるようにハングルに翻訳されているが、そのハングル版を毎日100ページずつ読んでも、すべてを読破するのに4年半の歳月がかかると言われている。 どこまで客観的なのか …
ピ(RAIN)との長い交際を経て、ようやく結婚生活に入ったキム・テヒ。今は幸せの絶頂に違いないが、今後の女優活動は、果たしてどうなるのだろうか。 新人時代に悪役に挑戦 キム・テヒがまだ新人だった頃の鮮烈なイメージが忘れられない。 初めて見たのは、ドラマ『スクリーン』(2003年)だった。日本で韓流ド…
第3回 仁祖はどんな王だったのか 光海君(クァンヘグン)が廃位となったことで、16代王・仁祖(インジョ)となった綾陽君(ヌンヤングン)。しかし、彼は王として非常に辛い人生を歩むことになる。いったい何があったのだろうか。 王としての試練 綾陽君が仁祖反正(インジョパンジョン…
確か一九六七年ごろだったと思います。あるお金持ちの家に招待されて目を見張りました。 自動車のピストンを製造している会社の社長宅で、門構えも立派で庭には池もあり木が生い茂っていて日本でも入ったことのないような豪邸でした。そこの跡取りは当時韓国に三台しかないスポーツカーを所有していたほどでした。 ビック…
韓国料理というと、どうしてもキムチと焼肉のイメージが強いけれど、本質は、自然の風味豊かな食材を多彩な調理方法で仕上げていくところ。今回は、ヘルシーな韓国料理の真髄を紹介しよう。 生きることは食べること ソウルへ行って食堂に入った日本人がまずびっくりするのは、何を注文しても無料のお通しが次から次へと出…
●貧しい時代(一九六五年-一九七五年) 「韓国有名高同窓生の自画像」で、韓国現代史の流れがよく理解できたと思いますが、私が韓国に行った一九六〇年代中盤のソウルは、今の発展の様子からは想像もできないものでした。 まだ地下鉄や高層ビルもなく、ようやく発展の糸口を掴んだ時期でした。電気事情が悪いため全体的…
前編では、張禧嬪と貞純王后について述べました。後編では、朝鮮王朝でも特に刺激的な国王を取り上げます。それは、初代王の太祖と15代王の光海君です。 やってはいけないこと 1392年に朝鮮王朝を建国したのは、李成桂(イ・ソンゲ)です。彼は初代王の太祖(テジョ)になりました。 太祖は本来なら、新しい王朝を…
韓国時代劇はストーリーが刺激的です。欲望、裏切り、陰謀、殺意、毒殺など……。特に、朝鮮王朝を舞台にした作品は、人間の感情が丸出しになります。当時は儒教が国教でしたが、倫理観は立派でも、やっていることは本当にえげつなかったのです。 一番は張禧嬪 韓国時代劇を見ると、女性の出番がとても多いです。特に、朝…