韓国で大ヒットした「また、オ・ヘヨン」 KBSの出身 ユンホの新作となった『メロホリック』のメガホンを取るソン・ヒョヌクPDとは、どんな人なのだろうか。 もともとはKBSのドラマ局に所属して、ドラマスペシャルを数多く演出していた。ケーブルテレビ系のtvN(エンタメ系のテレビ局)に移って…
たくさんの韓国ドラマを見ているからこそ、あえてツッコミたくなるもの。たとえば、主人公カップルの釣り合いのとれない年齢差とか、後半に入って雑な展開になることとか。そのあたりを愛情込めて指摘しよう。 〔ツッコミ1〕後半に失速 韓国ドラマは、スピーディーな展開が持ち味。とにかくエネルギッシュだ。 しかし、…
新しく主演した映画『リアル』が早くも話題を集めているキム・スヒョン。彼の場合は、「すべてが代表作」と言えるほど、一作ごとに俳優としての全精力を傾けてきた。次々に大ヒットを飛ばしても、作品自体は多くない。まさに、「選び抜かれた俳優活動」と言える。 「学校に通いたかった」 それは、2013年5月27日の…
平成の大修復を終えて日光東照宮の陽明門が脚光を浴びている。連日、大勢の観光客が詰めかけて、絢爛豪華な装飾美を堪能しているのだ。その陽明門のすぐ下にある鐘は、実は朝鮮王朝から寄贈されたものである。 全12回のうちの3回 江戸時代、朝鮮王朝が日本に派遣した朝鮮通信使は、徳川幕府で新しい将軍が就任したとき…
『7日の王妃』で燕山君(ヨンサングン)に扮するイ・ドンゴン(写真=韓国KBS公式サイト) 韓国KBSで5月31日から始まる『7日の王妃』が話題になっている。タイトルが謎めいている。『7日の王妃』とはどういう意味なのか。それは、11代王・中宗(チュンジョン)の最初の正室だった端敬(タンギ…
5月12日から社会服務要員として兵役に入ったイ・ミンホ。当初は、江南(カンナム)区役所で勤務する予定だったが、実際には水西(スソ)総合社会福祉館に移って、そこで社会服務要員として勤務を続けていくことになった。 彼が担う役割 現役兵になると陸軍の場合、兵役期間は21カ月だが、社会服務要員…
第40回 貞明公主・後編 14代王・宣祖(ソンジョ)と仁穆(インモク)王后は、優れた書をしたためることでともに評価が高かった。その2人の血を受け継いだ貞明(チョンミョン)公主(コンジュ)。書の才能が抜きんでていた。生活が苦しく日用品が不足していたのだが、その中でも貞明公主…
第39回 貞明公主・前編 1603年、仁穆(インモク)王后は14代王・宣祖(ソンジョ)の子供を産んだ。王子ではなく、王女であった。この王女こそが貞明(チョンミョン)公主(コンジュ)だった。貞明公主に弟が生まれたのは、彼女が3歳のときである。仁穆王后が1606年に永昌大君(ヨンチャンデグン)を産んだの…
今、韓国では空前の日本旅行ブームである。昨年は過去最高の509万人が日本にやってきた。なんと、その割合は国民の10人に1人以上である。その数字だけでも凄いのに、今年はさらに増えている。たとえば、4月に日本を訪れた韓国人は前年比で56.8%も増えている。すさまじい増加率だ。 新大久保で韓国の雰囲気を味…
第38回 実母に翻弄された哀しき王 韓国時代劇『オクニョ 運命の女(ひと)』は朝鮮王朝の13代王・明宗(ミョンジョン)の統治時代の話である。しかし、明宗は名ばかりの王だった。実母の文定(ムンジョン)王后が強権を持って官僚たちを牛耳っていたからである。 19歳上の兄 明宗は…