新型コロナウイルスの影響はテレビ業界にも大きな異変を及ぼしている。日本では、ドラマやバラエティがロケ・スタジオ収録の中止などで、再放送や過去の放送分の総編集、あるいは演者のリモート出演などが目立つようになってきたが、韓国ではどうなのか。 バラエティを見てみると、人気コンテンツである“旅バラエティ”の…
写真=韓国陸軍公式サイトより 入隊するスターがいれば、除隊してくるスターもいる。多くのファンは「Kポップのスターたちも除隊すると兵役は終わり」と考えてしまいがちだ。しかし、除隊しても兵役は終わらない。毎年かならず予備軍の訓練を受けているのだ。それは、どんな訓練なのだろうか。 動員訓練は4年間受ける …
写真=tvN『トッケビ』公式サイトより コン・ユは寡作な俳優だ。キャリアに比べて、出演した作品数はそれほど多くない。しかし、役に完全に成りきるタイプの俳優なので、演じ終わってもキャラクターが分身のようにそばに寄り添っている。『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』で演じたキム・シンも、そんな分身の1つだ…
除隊まで残り1カ月を切ると、社会復帰のための準備に時間を費やすことになる。社会に出たときに備えて、世の中の変化に対応しておく必要があるのだ。それは、除隊間近の人なら、みんな同じだ。 希望に満ちた日々 韓国社会の変化は激しい。軍隊に長くいると、世間の変化にかなり疎くなっている。そうした変化に対応できな…
チ・チャンウクは、1987年7月5日に生まれた。2020年には33歳になる。兵役も終えて俳優活動に集中できる彼は、俳優として30代をどう過ごすのか。今までの彼の軌跡を振り返ってみたい。 人を引き付ける魅力 私(康熙奉〔カン・ヒボン〕)が、チ・チャンウクの出演作を初めて見たのは、2009…
韓国ドラマを日本語の吹き替え版で見ると、ちょっと違和感がある。韓国語の敬語がかなり省略されているからだ。このように、韓国語の敬語は日本語の吹き替え版では、こまかく表現できないのである。 「様」のオンパレード 韓国では、両親に対しても敬語を使う。日本では、よほどの家でないと親に敬語までは…
本業はデビュー21年目のバラード歌手だが、キレのあるトークセンスと軽快な進行で、バラエティのオファーが絶えないソン・シギョン。5月2日(土)から、また新たなバラエティ「ON&OFF」(tvN)がスタートした。 同番組は文字通り、ON(本業の仕事)とOFF(自分の時間)の姿をリアルに見せるという私的ド…
韓国でパク・ボゴムが評されるときは、「爽やかな青年」という表現がよく使われる。彼を見ていると、恵まれた環境でスクスク育ったように思われるのだが、実際はまったく逆だった。パク・ボゴムは試練を乗り越えて大きく成長したのである。 今の彼があるのは? パク・ボゴムは1993年に生まれた。 小学…
どの国も芸能人の私生活は大衆の関心の的ですが、韓国はすこし違うところがあります。歴史的にみると、芸能に関わる人たちは最下層の身分と見なされてきましたし、その傾向が長く続いたのです。 歴史的な背景は? 韓国は以前、芸能人を低く見る傾向が強烈でした。 これには歴史的な背景があります。古来、…
韓国ドラマを見ていると、K-POPのアイドルが俳優に転身している例が数多くあります。かつては慣れない演技力でバッシングされることも多々ありましたが、そんな事情も変わってきています。 演技のコツさえつかめば 見た目や人気だけに頼って、演技力も検証されていないK-POPのアイドルがいきなり…