端敬(タンギョン)王后はどんな女性だったのか。 生没年/1487~1557年 夫/11代王・中宗(チュンジョン)と1499年に結婚した 子供/いなかった 父親/慎守勤(シン・スグン)は燕山君(ヨンサングン)の側近 端敬王后の親族は? 『七日の王妃』の主人公になっていた端敬(タンギョン)王后。11代王…
敬恵王女が生んだ子は男だった。彼女の元を訪ねた内官は、世祖(セジョ)が「男なら殺せ」と命じたこと、貞熹(チョンヒ)王后が「男なら私のもとに連れてきて」と言ったことを伝えた。熟慮した末に、敬恵王女は生まれた子を貞熹王后のもとに預けた。それが、我が子にとって最良の道だと信じたのだ。 極刑となった夫 本当…
ドラマ『不滅の恋人』は、朝鮮王朝の実話ではない。一応は架空の物語なのだが、モデルになっている史実がある。それが、首陽大君(スヤンデグン)と安平大君(アンピョンデグン)の兄弟対決だ。 ドラマの重要なところとは? テレビ東京の韓流プレミアと言えば、平日の毎朝8時15分から韓国ドラマを放送している枠だ。そ…
世祖(セジョ)は、敬恵王女の動向を気にした。彼女は「国で一番の美女」という評価も受けていて、庶民の間で人気が高かった。結局、世祖は、病床にある敬恵王女を見舞うという名目を付けて鄭悰(チョン・ジョン)を配流地から戻すことにした。一旦は、敬恵王女の無言の抵抗も功を奏したかに見えたのだが……。 夫を心から…
写真=韓国KBS『トンイ』公式サイトより 一度は廃妃になった仁顕(イニョン)王后が王妃に復位したのは1694年の春だった。その頃、粛宗(スクチョン)が寵愛していたのが、側室の淑嬪・崔氏(スクピン・チェシ)である。ドラマ『トンイ』の主人公になった女性だ。 2人の王子 仁顕王后の復位にともなって王妃から…
写真=韓国tvN『100日の郎君様』公式サイトより NHKの総合テレビで、日曜日の午後11時から放送されている『100日の郎君様』。ド・ギョンスが演じているキャラクターがとても気になってくる。 今後の展開に注目 第3話では、ホンシム(ナム・ジヒョン)が百叩きの刑罰に遭っているときに、ド・ギョンスが演…
1762年、21代王の英祖(ヨンジョ)は息子の思悼世子(サドセジャ)を米びつに閉じ込めてしまう。思悼世子の素行の悪さに英祖が激怒した結果だった。果たして、結末はどうなったのか。 王宮の一角に置かれた米びつ 時代劇『イ・サン』の第1話の冒頭を振り返ってみよう。 ドラマは、宮中で華やかな祝宴が行なわれて…
朝鮮王朝で一番美しかった王女」と称されるのが、15世紀に生きた敬恵(キョンヘ)王女である。彼女は波瀾万丈の生涯を送った女性だ。果たして、敬恵王女の人生とは、どういうものだったのだろうか。 6歳で母を失う 敬恵(キョンヘ)王女は、ハングルを創製した名君の4代王・世宗(セジョン)の孫である。 彼女の父親…
写真=MBC公式サイトより イ・ビョンフン監督の傑作時代劇『トンイ』で、ハン・ヒョジュが演じたトンイは、明るくて純粋な女性として描かれていた。反対に張禧嬪(チャン・ヒビン)は、典型的な悪女になっていた。しかし、それは史実の通りなのだろうか。 40日後の告発 ドラマ『トンイ』の主役だったトンイは淑嬪(…
19代王・粛宗(スクチョン)は絶世の美女と評された張禧嬪(チャン・ヒビン)のとりこになり、彼女を側室にした。そして、張禧嬪は粛宗の長男を出産した。そうなると、粛宗は正室の仁顕(イニョン)王后を離縁する方向で動き始めた。 妬みがひどくなった 1689年4月21日、粛宗は高官たちを前にして…