韓国MBC局、五輪中継の放送事故への革新案を発表…生放送担当の審議委員を指定など体質改善を目指す

 

同様の自己を事前に防止できるゲートキーピングシステムもさらに強化する予定。

MBCは「各局長傘下にコンテンツの多様性を検討する担当者を指定し、制作の自律性を害さない範囲で、事故予防や公的価値を基準にコンテンツ企画案などを点検する」と明らかにした。

また審議部に「人権審議委員会(仮称)」を新設し、人権や性平等、文化の多様性などに対する審議を経た後、番組を放送することになるとも付け加えた。スポーツ中継の生放送も担当審議委員を指定し、集中的に審議する予定。

役職員の人権意識の体得のための集中教育も導入する。

これはこれまで五輪など大型スポーツイベントを前に、中継アナウンサーや解説者たちのみに実施してきた事前教育対象を、スタッフにまで拡大施行する。

特にイベント概要があらかじめ確定されさまざまな解説が登場する大型イベントの場合、台本や映像、字幕など事前制作物に対する審議を強化し、イベント終了後には後続報告書の共有を通じて、今後再発防止のためのシステムを構築する計画。

一方、MBCは今回の東京2020オリンピックでの放送事故に関連し、「『東京2020オリンピックの放送に関連する調査委員会』を設置し、原因および真相究明のための調査を進行中で、調査が終わり次第、関連責任者や制作スタッフに対する人事措置などを断行する予定」だと伝えた。

WOW!Korea提供

2021.08.09