「コラム」連載 康熙奉(カン・ヒボン)のオンジェナ韓流Vol.175「パク・ミニョンの次回作」

注目されている若手俳優

パク・ミニョンが扮するチン・ハギョンは、はっきりした意見を持っていて、自分の信念を大事にして生きていく。
そんな彼女に関わってくるのが、自由気ままに生きている男性だ。彼はかなり個性的なキャラクターで、演じるのは『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』でバレエダンサーに扮して注目されたソン・ガンだ。いま、最も注目されている若手俳優である。
この主役男女を見て、「またこの組み合わせか」と妙に納得してしまった。
それは主演俳優の年齢差のことだ。

パク・ミニョンはソン・ガンより8歳上なのである。
どういうわけか韓国ドラマでは、主役を担う女優のほうが男優よりかなり年上というパターンが目立つ。それで成功していることが多く、『気象庁の人々:社内恋愛残酷史編』でもその傾向が生かされていたようだ。
こうなると、パク・ミニョンのほうが先輩としてソン・ガンをリードし、2人は息の合ったカップルを演じてくれるだろう。
なお、『気象庁の人々:社内恋愛残酷史編』は来年の上半期に放送される予定になっている。

文=康熙奉(カン・ヒボン)

2021.08.07