「悪魔判事」チソン、死んだ兄に会って悲痛な涙


※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
ドラマ「悪魔判事」で、チソンが夢に描いた死んだ兄と向き合った。

毎回自己最高視聴率を更新中のtvNの土日ドラマ「悪魔判事」で、判事カン・ヨハン(チソン)が、死んだ兄カン・イサク(GOT7ジニョン)に会った現場が公開されて視線をひきつける。

公開された写真の中には、乱れたヘアースタイル、涙でくしゃくしゃになった顔など、乱れた姿のカン・ヨハンが異質感を倍加する。 いつもきっちりしたスタイルで一寸の隙も見せなかった彼の姿から180度違った様子で涙まで流していて、より関心を集めている。

特に最初の“国民示範裁判”で事件の被害者遺族を慰めるふりをしながら、後ではあくびをしながら涙を出して驚愕させたことはあるが、これほど彼の苦しさが届くほどの表情は、兄の死以後初めてなのでより一層凄然さを感じさせる。

何よりカン・ヨハンをこのように崩れさせた原因が、すぐ目の前に幻影のように現れた兄カン・イサクなので、切なさを加える。 現実ではなく幻想でさえも危険な炎に包まれているカン・イサクは、助けるという約束を守ることが出来なかったカン・ヨハンの罪悪感を投影するようだ。

兄カン・イサクは、父親からも虐待されて不遇な幼少期を送ったカン・ヨハンをあたたかく包み込んでくれた唯一の人物だ。 そんな兄を目の前で失って、財団の人々の醜悪な面まで一つ一つ見てきたカン・ヨハンにとって、カン・イサクは心の中の深い傷に残るほかはない状況。

また、カン・ヨハンはなぜこのような幻影に苦しめられることになったかも気がかりにさせる。 先立って爆弾事故でカン・ヨハンの家に留まっていた判事キム・ガオン(GOT7ジニョン)は、彼に兄を殺したのかと刺激した。 ひょっとしてキム・ガオンの話によって抑えられていたカン・ヨハンの胸の内が出てきたことではないのかという推測をさせ、次回を早く見たくさせる。

一方、“悪魔判事”チソンの軟弱な裏面は、17日(土)午後9時10分から放送されるtvN土日ドラマ「悪魔判事」第5話で確認することができる。

2021.07.17