「BIGBANG」出身V.I、“懲役5年”の求刑を受け、グループや前事務所YGに言及し悲痛の陳述&潔白主張


韓国軍検察がグループ「BIGBANG」出身のV.I(本名:イ・スンヒョン、30)に懲役5年、罰金2千万ウォン(約200万円)などを求刑した。

V.Iは最終陳述で自身の潔白を主張し、特に「BIGBANG」について言及し、激しい感情を露わにした。

1日にキョンギ(京畿)ヨンイン(龍仁)地上作戦司令部・普通軍事裁判所でV.Iの結審公判で、軍検察は懲役5年、罰金2千万ウォンなどを求刑した。

V.Iは▲特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(横領)、▲食品衛生法違反、▲業務上横領、▲性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラなどを利用した撮影)、▲性売買あっせんなどの行為の処罰に関する法律違反(性売買あっせんなど)、▲常習賭博、▲外国為替取引法違反、▲性売買あっせんなどの行為の処罰に関する法律違反(性売買)、▲特殊暴行教唆容疑など、合計9件の容疑を受けている。

軍検察は「数年にわたり続いた犯行」だとし、V.Iが「経済的利益のために外国人に性接待を行い、法人資金を横領し、罪悪視される性売買や賭博などを行い、私的復讐をはたらくなど重大な犯罪を犯した」と指摘した。それとともに「最も大きな利益を得たのは被告人だが、犯行後に反省をしないなど罪質がよくない」とし、「厳重な処罰が必要だ」と述べた。

数か月にわたった公判中に、容疑の大部分を否認していたV.Iは同日も自身の潔白を主張した。

最終陳述でV.Iはあらかじめ準備してきたメモを取り出して読み、「17歳の練習生生活から15年間、歌手生活を送り数多くの愛を受けてきたが、私の過ちにより一瞬にしてすべてが崩れ残酷な心情」だと打ち明けた。

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2021.07.01