韓国ボーイズグループ「BIGBANG」の元メンバー、V.I(30)が特殊暴行教唆容疑を改めて否認した中で、当時の状況が収められた防犯カメラ映像が初公開された。
V.I(スンリ/元BIGBANG)は26日、キョンギ(京畿)ヨンインシ(龍仁市)地上作戦司令部普通軍事裁判所でおこなわれた11回目の公判期日に出席した。
軍検察によると、V.Iは2015年12月、某居酒屋で飲酒していたところ、被害者がV.Iの個室を勘違いして覗いたことから口論となり、これをユリホールディングス前代表ユ・インソクらがいる団体カカオトーク(メッセンジャーアプリケーション/韓国版LINE)部屋に報告した。その後、ユ・インソクらが反社会的勢力の団員にこれを伝えて被害者を路地裏に連れて行き、暴言を吐きながら威嚇するなどした。
この日、軍検察は関連映像を公開した。
検事はカメラ映像を細かく閲覧し、V.Iと被害者が登場する場面を指摘した。続けてV.Iが誰かにメッセージを送る姿に関して「誰に連絡したかはV.Iのみ知ること」と述べた。その後、検事は、居酒屋の路地裏近郊から登場する車両の1台に注目して「反社会的勢力の車」とし、団員3人が登場すると説明した。
これにV.Iの弁護人は「該当居酒屋はV.Iの馴染みの店で、一行の中に芸能人がいたため独立した部屋にいた」とし、「V.Iが女優と2人でいる部屋に知らない人物A氏が扉を開いて入って来た」と述べた。続けて「A氏は飲酒した状態で、V.Iの前にいた女優をちらちらと見ていた。V.Iとしては気分のいい状況ではなかったが、A氏を笑ってなだめた」と伝えた。さらに「当時、V.Iは女優を先に送り出した後、別の場所に移動して仲間らと飲み直そうとしただけだ」とし、「被害者を威嚇し特殊暴行容疑で起訴されたB氏には会ったこともない。V.Iとは無関係だ」と主張した。
WOW!Korea提供