【情報】6月4日(金)~6日(日)開催:第20回南北コリアと日本のともだち展@東京

朝鮮民主主義人民共和国との平和交流を継続的に実施している日本のNGOが、朝鮮半島をはじめとする子どもたちが参加する絵画展を開催します。

「21世紀を平和の世紀にしたい」という願いから、2001年にスタートした「南北コリアと日本のともだち展」では、大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国、中華人民共和国、そして日本に住む子どもたちの絵とメッセージの交換を通して、心と心をつないできました。
おかげさまでこのたび20周年を迎え、この6月に20年の思いを込めて東京展を開催します。

※絵画展は会場での展示、ギャラリートークは会場とオンラインを併用したハイブリッド形式でおこなう予定ですが、緊急事態宣言の状況によっては、ギャラリートークを無観客で開催する可能性もありますので、ホームページやSNSなど最新の情報をご確認のうえご来場下さい。

【日時】2021年6月4日(金)~6日(日)10:00-18:00 【入場無料】

<絵画展>
■作品展示:「わたしがつくる未来」 朝鮮、韓国、中国からインターネット経由で送られてきた絵と日本の子どもたちが描いた絵を展示します。
■特別展示:「ともだち展の20年」 これまでに各地から寄せられた絵やメッセージを、20年のあゆみとともにふり返ります。
■共同制作:「空にとどける みんなのねがい」 韓国、中国、日本から、願いを書いた色とりどりの布が届きました。
<20周年記念ギャラリートーク 6/5(土)14:00~17:00> ※オンライン配信あり!※
★参加申し込みはこちら!
https://forms.gle/QKsjqxY3W1c4fuLq9

■第一部「東アジアの平和のつくりかた」(14:00-15:15)
ゲスト:浜田桂子さん(絵本作家)/聞き手:今井高樹(JVC代表理事)
絵本づくりを通して、こどもたちに平和な未来を託したい、と取り組まれてきた浜田さん。韓国・中国の絵本作家と築いた関係のこと、ピョンヤン訪問時のエピソードなどを伺いながら、この地域の平和づくりについて改めて考えます。
■第二部「ともだち展の20年をふりかえる」(15:30-17:00)
聞き手:金敬黙さん(早稲田大学)
パネル:チェ ヘギョンさん(オリニオッケドンム事務総長)、金聖蘭さん(東京朝鮮第五初中級学校教員)、筒井由紀子(ともだち展事務局長)
こどもたちの出会いと交流の場を作り続けて20年。その成果と課題、子どもたちの出会いに立ち会いながら、私たちが考え、学んだこととは。「ともだち展卒業生」や国内外の協力者とともに、20年の軌跡をふりかえります。
【会場】アーツ千代田 3331(住所:東京都千代田区外神田6丁目11-14)
(東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分)
【主催】南北コリアと日本のともだち展実行委員会
※KOREAこどもキャンペーン(アーユス仏教国際協力ネットワーク、日本国際ボランティアセンター)、北朝鮮人道支援の会、コリアNGOセンター、在日本韓国YMCA、地球の木、日本キリスト教協議会、ピースボート
【後援】文化庁、駐日韓国大使館 韓国文化院、東京都教育委員会、日本ユネスコ協会連盟
【お問合せ先】日本国際ボランティアセンター(JVC) コリア事業担当 宮西
TEL:03-3834-2388 Mail:[email protected]
※在宅勤務中のため、お問合せはメールでお願いします。

認定NPO法人 日本国際ボランティアセンター(JVC)とは
1980年に日本人によりタイで設立されたNGO。現在はアジア・アフリカ・中東の世界10の国・地域で地域開発や人道支援など多岐にわたる支援を実施しています。「問題の根本原因の解決」をポリシーに、ただものをあげたりするのではない、現地の人の力を引き出す支援を重視しています。
http://www.ngo-jvc.net/

JVCコリア事業について
90 年代に朝鮮半島の東北部を襲った大雨洪水被害への緊急支援をきっかけに、他のNGO とともに「KOREA こどもキャンペーン」というネットワークを組み、約20 年間、交流を目的とした絵画の交換と展示会を実行委員会形式で開催しています。
日朝の間には歴史問題に始まり、核や拉致にいたるまで様々な課題が山積していますが、その解決をはかるための手段やルートは乏しいのが現状です。双方のことを伝え合う「顔が見える」市民レベルでの「草の根の交流」を行うことで、国や政府の関係にとらわれない「人と人」との関係づくり、さらには市民の手による東北アジア地域の平和づくりを目指しています。
http://www.ngo-jvc.net/jp/projects/korea/

2021.05.20