それが、「雲が描いた月明り」のOST「やさしく、さようなら」だ。主演がパク・ボゴムなので、一生懸命曲を書いて作ったのに、当時Crushが歌う「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」のOST「Beautiful」に全部持っていかれてしまったことをユーモアを交えて明かしていた。
そして、ペク・チヨンがドラマ「ジキルとハイドに恋した私」のOST「Because Of You」と「IRIS-アイリス-」のOST「忘れないで」、ソン・シギョンがドラマ「応答せよ1994」のOST「君に」と「星から来たあなた」のOST「君のすべての瞬間」を披露。
このOSTメドレーも見応えたっぷりで、トークではソン・シギョンにイジリや暴露も交えながら楽しくやり取りしていたキュヒョンも、窓の外を眺めながら「この時期になると、(シギョン)ヒョンがノチョン劇場で、この歌を歌っていたはずなのに」と感傷に浸る場面も。
そんなキュヒョンは、ソン・シギョンがペク・チヨンの娘のため、ホイットニー・ヒューストンの「Greatest Love of All」を歌ったときも、アイコンタクトで即座に加わり、ハーモニーを奏でるなど、歌でもトークでも大活躍だった。
最後は、意外にも初めてだというソン・シギョンとペク・チヨンのデュエット。歌声にどこか悲しさのあるペク・チヨン、温かさのあるソン・シギョンは上手く交わらないと思っていたそうだが、今回イ・ムンセの「別れの話」を初デュエットで届け、視聴者を感動させた。
今回、改めてバラード歌手としての本領を発揮したソン・シギョンだが、合間のトークパートでは笑いも連発。10年ぶりに8thフルアルバム「シオッ」をリリースするので、そのPRもあったが、カムバック日が「BTS(防弾少年団)」と同じ5月21日(金)。しかも、「BTS」のニューシングルは「Butter」だ。「バター王子」のニックネームを持つソン・シギョンは自らそれに触れ、その偶然にビックリしたと笑いながら話すあたり、トークセンスも絶品だった。