ドンギョンは「死ぬの?」と尋ね、医師の余命宣告にも「そうなんだ」と淡々とした姿を見せた。
さらにこの日は、ドンギョンの両親の命日だった。ドンギョンは酒で苦しみをなだめ、「世の中、みんな滅べ。すべて滅んでしまえ。滅亡させて」と叫んだ。
するとドンギョンの目の前にミョルマンが現れた。ミョルマンは驚いたドンギョンに「呼んだから来た。滅亡だ」と自身を紹介した。
彼は「世界を滅ぼしてくれと言ったじゃない。そうしてくれと言えばすぐに終わる」として、「こんな時間はない。お前はすぐに死ぬじゃないか。正確には100日後。受け入れれば死ぬまで1日も痛くない」と話した。
しかしドンギョンは、ミョルマンがおかしい人だと考えた。ドンギョンは会社まで訪ねてきたミョルマンを避けて急いで出かけた。この瞬間、痛みを感じて道路の真ん中に座り込んだ。
ドンギョンに向かって大型トラックが走ってくるという危険な状況が起こった瞬間、全世界が止まった。
いつの間にかドンギョンの前に現れたミョルマンは、「神も私の見方だ。選べ。ここで死ぬか、私の手をつかむか」と手を差し出した。
ドンギョンは「死を宣告されても何も変わらなかった。目に見えないものは恐くない。死も、滅亡も。見え始めた瞬間、恐怖は実体となる。痛みは実体だ。答えて。私の人生は誰のいたずらなのか」として、「そのようにして、私はミョルマンの手をつかんだ」と独白した。