「バラコラ」「KINGDOM」第2ラウンドも中間結果1位は「ATEEZ」!「SF9」は2位浮上、「THE BOYZ」は6位に

4月29日(木)に放送された「KINGDOM :LEGENDARY WAR」(Mnet)第5話は、第2ラウンド「RE-BORN」の後半戦となる「ATEEZ」、「BTOB」、「Stray Kids」のステージが公開され、中間結果が発表された。

第2ラウンド4番目の登場は、第1ラウンドの中間結果1位の「ATEEZ」。曲をチェンジする相手として「iKON」を指名したが、メンバーたちの“iKON愛”は筋金入りだ。学生時代、学園祭で「RHYTHM TA」を歌ったソンファ、コンサートを見に行ったことがあるサン。また、この「KINGDOM」の撮影中、JAY(ジナン)と仲良くなりたいと積極的にメールのやり取りをしているウヨン。そのため、ほとんどのメンバーが「iKON」のカバーを希望し、選曲したのは練習生時代、月末評価を受けた曲でもあるという「RHYTHM TA」だった。

今回はスペインドラマ「ペーパー・ハウス」をモチーフにし、メンバーたちが金庫強奪犯に扮して登場。仮面をかぶり、インパクトのある銃撃シーンで幕を開けた。サンがロープを登っていく振付で金庫を開けるなど、ドラマチックなパフォーマンスで目をくぎ付けに。

さらに、ホンジュンがショーケースを壊し、その中にあった砂時計を持っていくエンディングは、第1ラウンドで披露した「WONDERLAND」のオープニングとリンクする内容で、今回のステージが「WONDERLAND」の前編だったということが分かり、「ATEEZ」の世界観を存分に見せつけた。
ウヨンと友達の「Stray Kids」チャンビンが、「分かりました。リズムに乗りますよ。すみませんでした」と感服していたが、それぐらい圧倒されるエネルギッシュなパフォーマンスだったし、「iKON」JAYも「これは『RHYTHM TA』じゃない。『ATEEZ』の曲でした」と完璧に自分たちの色に変えた「ATEEZ」に感心していた。

5番目の登場は「Stray Kids」から指名を受けた「BTOB」。自分たちとは全く違うタイプの曲「Back Door」を選曲し、新たな挑戦に挑んだ。コンサートのバックステージを再現し、楽屋からステージに上がる過程を見せるという演出で、同曲のポイントであるドアをノックする音を中心に構成。メンバーたちは4人4様の楽屋パフォーマンスで、それぞれの個性を見せ、ステージに4人が集まったときは、彼らの強みであるボーカルラインの感情を爆発させる歌唱力や、ミンヒョクのタンクトップを破るパフォーマンスなど、「BTOB」ならではのパワフルさを表現し、目と耳どちらも十分に楽しませるステージを披露した。

それにしても、ミンヒョクがもうここでバキバキの上半身を公開してくるとは、それだけでもこのステージにかける意気込みがすさまじいと分かる。特に、トップバッターでジェユンとダウォンが筋肉をチラ見せした「SF9」の楽屋はざわつき、「『Back Door』がこうなるの? 」と驚きながら、ユテヤンが「何度も繰り返し見そうなステージ」と感想をもらしていたが、今回の評価方式に動画再生回数評価とグローバル評価があるので、まさにそれが大事なポイントとなる。

最後を飾ったのは「Stray Kids」だ。「BTOB」の「祈り(I’ll Be Your Man)」を選曲し、デビュー以来初めて感性的なパフォーマンスに挑戦した。歌詞の内容に合わせ、メンバーとファンへの想いを込めながら自分たちで作ったリングをはめ、ステージに上がった「Stray Kids」。

これまで強烈なサウンドで、タフ&ワイルドなステージを披露してきたが、今回は戦闘的なまなざしではなく、切ない感情を表現。パワフルなパフォーマンス、ラップもさることながら、ボーカルのスンミン&ラッパーのハンという新鮮な組み合わせが織りなす訴えかける歌声で見る人を惹きつけ、叙情的なエンディングで、余韻を残して幕を閉じた。

ステージが終わった後、声が裏返ってしまうミスをした末っ子I.N(アイエン)が、緊張してしまって120%を見せたかったのに40%しか見せられなかったとし、申し訳ないと泣き出してしまう場面があったが、リーダーのバンチャンが「大丈夫だよ。一つのステップだと思えばいいよ」と優しく慰めながら、「僕もたくさん間違えたよ」と笑い、他のメンバーたちもI.Nの努力を分かっているので、「カッコよかった」と温かく言葉をかけ、チームワークの良さを垣間見せていた。

(2ページ続く)

2021.05.01