コン・ユ、“「徐福」は、俳優として人間としての私自身について考えさせてくれる映画だった”

俳優コン・ユが、自身の主演作「徐福」のオファーを受けて、最初は出演を断ったと述べた。
コン・ユは先駆けてオンラインでで行われた映画「徐福」インタビューで、「シナリオを見た後こう思った。『私になぜ宿題を与え、私をこんなに悩ませるのか?』と思った」として、「実際一度断った。頭を抱えて悩んで私には大きすぎる話だと考えて恐ろしくて拒絶した」と述べた。


続いて「拒絶したが、再び連絡をくださった。それで監督に会って、映画の全体的でシナリオに表記されていない詳細な話を聞いた」と説明した。
コン・ユは、「徐福」のシナリオに込められた深い悩みに心が揺れたと語った。彼は「私は生きていくことについて多く考える。加齢に伴って、年齢に合わせて世の中と私が世の中でどのように生きているのかに対して誰も教えてくれないが、ひとりでとても悩む」として、「そういった意味で、『徐福』のシナリオを見た時、一緒に入ってきた他のシナリオと選択する必要がある立場であったし、比較ではない比較をするしかなかった」と話した。


続いて「この映画をうまく作ればヒットするだろうというアプローチではなかった。他の本では悩みを感じなかった。そのシナリオも良かったし、映画としてうまく作られたものもあった。でも悩むことがないと感じるシナリオだった。反対に『徐福』は画像で具現されたときどのように繰り広げられるか想像がつかなかったが、それでも何か私という俳優、私という人を心配し考えるようにさせる力があるという感じがした」と説明した。

2021.04.25