映画「ミナリ」のユン・ヨジョン、英アカデミー賞で助演女優賞…アジア俳優初受賞まで


女優ユン・ヨジョン(73)が英国アカデミー賞でも助演女優賞を握りしめた。

韓国俳優初の受賞であり、アジア人としても最初だ。再び韓国が世界映画史に新しい歴史を書いた。

ユン・ヨジョンは12日午前3時(韓国時間基準、現地時間11日午後7時)から始まった第74回英国アカデミー賞で映画「ミナリ」のお祖母さんスンジャ役で助演女優賞を撮った。

この日ユン・ヨジョンは受賞直後に「ハローイギリス。私は韓国俳優のユン・ヨジョンです。何を話せばいいか分かりません。ノミネートされたことはすごく光栄です。あ、もう候補ではありません」と話し緊張した姿を見せた。続いてユン・ヨジョンは「エディンバラ公爵(フィリップ王配)の崩御に哀悼の意を捧げます」と弔意を表した。

ユン・ヨジョンは「今回の授賞式は特別にありがたい。上品(ぶった、Snobbish)なイギリスの人々が私のことを知って気付いてくれたからだ。すごく幸せだ。私に投票してくれた方々に感謝する」とウィットな挨拶を加えた。予想しなかったユン・ヨジョンの発言に客席からは爆笑が溢れた。

ユン・ヨジョンは今回の英国アカデミー賞での受賞で映画「ミナリ」出演によるトロフィーの数を計37個とさせ、同じく助演女優賞にノミネートされた第93回米国アカデミー賞での善戦の可能性もより高めた。第93回米国アカデミー賞は今月26日(韓国時間基準、現地時間25日午後)に米LAで開かれる。

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2021.04.12