ハイライトは、“歌ウマ”シンガーの1人を選択する最終ラウンドだった。Rainが「Rainに会いに来た思い出の歌手」を選択し、正体がついに明かされるとき、Rainのドラマデビュー作「サンドゥ、学校へ行こう! 」のOSTと映像が流れた。
そこで、Rainはハッと気付いた表情を見せたのだ。彼は同ドラマのOST「My Love」を歌っていた歌手チェ・ジョンチョルだった。13年ぶりにステージに立つというチェ・ジョンチョルは2003年当時、音楽番組でRainが「太陽を避ける方法」で1位を獲得したステージの後ろにいたこともあったという。
感慨深そうに曲を聴きながら目頭を熱くし、曲が終わるとチェ・ジョンチョルのもとに駆け付け、熱い抱擁を交わしたRain。深い余韻が漂う中、チェ・ジョンチョルが「楽屋にあいさつに行ったとき、Rainが『良い声と良い曲でドラマを輝かせてくださりありがとうございます』と言ってくれたのを今でも覚えている」と話していると、涙を見せた。
そして、「この20年間、Rainという名前で活動しながら、時には大変だという言い訳で、時には努力した結果が出ないという言い訳で、自分を責め立てていたけれど、『My Love』を聴きながらすごく癒されたんです。今でもこの曲を聴くと、本当に頑張っていた20代のチョン・ジフンを思い出します」と感謝し、こうして再会できたことを喜んだ。
初回はRainが“歌ウマ”シンガー探しに成功し、喜びと感動にあふれた展開だった。