辺りは日も暮れ、ウシクのインタビューが始まろうとしていた。控室でソンギョムはミジュに自分の内容は編集してほしい。しかしウシクの話はちゃんと通訳してほしいと頼んでいた。しかしそれを聞いたミジュはソンギョムに自分のことをもっと考えてほしいと声を荒げた。そして「通訳は私がうまくやるから」と言って部屋を出た。インタビューの様子を外から見守るソンギョム。ミジュとウシクは無事にインタビューを終えた。
通訳の仕事が終わってソウルへ戻るというミジュの後を追ったソンギョム。そこでもしかして自分のことが好きなのかとミジュに尋ねた。控室での出来事がまるで自分に告白しているかのように聞こえたというソンギョム。ミジュは全てが告白ではないと意味深な発言をし、さらにソンギョムを混乱させて済州島を後にした。
ソウルへ戻った一行。ダナはというと、美術専攻の大学生ヨンファ(カン・テオ)を会社に招いていた。そこでヨンファはプールに落ちるという初対面にして失態を犯していた。そしてダナからは見込みがないとまで言われ、特にこの日は重要な話もなく別れた。会社を出るとダナの義弟のテウン(チェ・ジェヒョン)に遭遇。以前も会社の前で言い合いになったことがある仲だ。ヨンファはなんとかこの場を切り抜けた。
一方でソンギョムは選手村で荷物をまとめていた。そして初めて自分が選択した短距離競技に別れを告げるのであった。
その頃ミジュはバスの中で、ウシクのインタビュー記事を探していた。同時にソンギョムの記事を見つけ、ソンギョムがどうしているのか気になるが、自分からメッセージを送ることができなかった。しかしバスを降りたミジュは以前落とした拳銃型のライターを返してもらわなきゃという口実で、ソンギョムに電話をした。ミジュはライターを返してほしいと言うが、ソンギョムは「今この場に来たら、過ちを犯すかもしれない。ライターは今度返す」と答えた。しかしミジュは「今から行く」と滞在先を聞いて向かった。
ソンギョムのいるホテルについたミジュ。インターホンを鳴らすとソンギョムが出てきた。ソンギョムはすぐさまミジュに自分の父がミジュに金を渡したのかと尋ねた。黙ってしまったミジュ。ソンギョムは「だから言っただろ。過ちを犯すかもしれない」と続けた。そこでミジュは金で物事を解決しようとする父親に嫌悪感を抱いていることを知った。そしてミジュは正直に「受け取った。失望するならすればいい。失望しないように努力しないで」と言い、二人がギクシャクした場面で終わった。
<感想&考察>
いい感じに距離を縮めてきたと思ったミジュとソンギョム。しかし最後のシーンで何かひと悶着ありそうな予感となった。ミジュは金を受け取ったが、結局は返しているし、そのあたりの誤解が解ければいいのだが…。初めて修羅場のような場面が描かれて、ますます続きが気になる展開となった。またダナとヨンファの出会いも最悪であったが、この地位も性格も全く違う二人も今後どのような展開を見せてくれるのか、見どころはまだまだたくさんあるようだ。
またイム・シワンの演技力はただものではないと感じた。顔の表情やソンギョムという人物をよく理解し演じていると感心した。第5話もとても楽しみである。
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