韓国の大手芸能事務所が、年末年始に相次いで所属アーティストらの合同公演を開催する。
人気グループ、BTS(防弾少年団)が所属するビッグヒットエンターテインメントは、大みそかにオンラインコンサート「2021NEW YEAR'S EVE LIVE」を有料で中継する。
ビッグヒットのほか、プレディスエンターテインメント、ソースミュージック、ビリーフラボなど傘下レーベルの所属アーティストが初めて一堂に会するこのコンサートには、BTS、TOMORROW X TOGETHER(トゥモロー・バイ・トゥギャザー)、GFRIEND(ジーフレンド)、NU’EST(ニューイースト)、ENHYPEN(エンハイフン)などが出演。海外アーティストのホールジー、ラウブ、スティーブ・アオキとのコラボステージも繰り広げられる。肩の手術を受け、活動を休止していたBTSのSUGA(シュガ)も参加する予定だ。
一方、SMエンタテインメントは1月1日に所属アーティストによるジョイントライブ「SMタウンライブ」をオンラインで中継する。
SMタウンライブは2008年から世界の主要都市で開かれており、19年の東京でのコンサート以来1年4カ月ぶりの開催となる。
新型コロナウイルスの流行によりつらい日々を過ごしている人々が楽しめるよう、約4時間にわたり無料配信される。コンサートには、東方神起、SUPER JUNIOR(スーパージュニア)、少女時代のテヨン、SHINee(シャイニー)のテミン、EXO(エクソ)のベクヒョンとカイ、Red Velvet(レッドベルベット)、NCT、SuperM(スーパーエム)、新人ガールズグループのaespa(エスパ)などが出演する。
ビッグヒットはBTSの「BANG BANG CON The Live」、SMは「Beyond LIVE」でオンラインコンサートの経験を積んでおり、今回も拡張現実(AR)や3Dグラフィックなどの最新技術を用いて視覚的にも楽しめる公演を見せてくれそうだ。