そして、何よりもメンバーたちの仲睦まじい様子が見ていて和まされた。今年1月に除隊したJun.Kと2月に除隊したウヨンが、マッコリの壺を地面に埋めるため、スコップで穴掘りをしたのだが、軍隊で培ったノウハウがあるのか、息ぴったりにテキパキとスピーディーにこなし、テントを張るときもJun.Kがリードし、頼もしい姿を見せる場面も。
また、14年前オーディションに合格し、一人で韓国に来て、練習生生活を始めたニックンが、良いメンバーたちと出会ったおかげで、韓国生活に馴染むことができたと明かし、「『2PM』は本当に仲が良い」と実感を込めて語っていた。
ウヨンが深刻なスランプに陥ったときのことを振り返り、当時はそんな悩みを打ち明けたら、メンバーたちのお荷物になるのではないかと、誰にも言えなかったと涙を見せると、Jun.Kももらい泣きし、そんなJun.Kの肩にニックンが優しく手を置いた。お互いを思いやる気持ちがよく出ているシーンだった。
Jun.Kも2012年にお父さんが亡くなったときのことを振り返り、突然のことでバタバタし、悲しむ暇もなかったが、お葬式に来たメンバーたちが、何も言わずJun.Kを抱きしめて涙を流すのを見ながら、自分も涙があふれ出て、そのとき初めて、メンバーたちにすごく頼っているということに気付いたのだとか。
そしてウヨンはお香典の管理まで手伝ってくれて、本当にありがたかったと。「この人たちは僕の家族。自分にとって、なくてはならない存在」とメンバー愛をしみじみと語っていた。
イム・ジホが「お互いをより輝かせ合えるのが友情。『2PM』の未来はものすごく進化する」とエールを送り、Jun.Kの自作曲であり、今年再注目され人気を集めた「My House」を3人で歌って、番組は終わった。
現在、「2PM」は入隊中のチャンソンが来年1月、ジュノが3月に除隊する予定だ。番組内でも、ニックンが完全体での活動に向け、準備していくと明かしたが、「2PM」にどんな未来が待っているのか楽しみだ。