BTS(防弾少年団)オンラインコンサート、191カ国99万人のアーミーに会った…チケット収入だけで491億ウォン

イントロの城壁をはじめ、「Intro:Persona」で示された巨大なRMの姿、「Moon」をより幻想的に見せた惑星、最後のアンコール曲「We are Bulletproof:the Eternal」ではアーミーの姿が収められたキューブなど、全てAR技術で実装された場面だ。XRは、それぞれ「DNA」と「DOPE」の宇宙とエレベーター、「No More Dream」の弾丸などが具現化された。これ以外にも曲の雰囲気に合わせた学校とレーザー、回転木馬、自動車、LEDの傘など多様な舞台セットが見る楽しさを加えた。

BTSは、今回のコンサートで「『MAP OF THE SOUL』シリーズのアルバムと公演は、デビューから現在までの7年という時間と多くの悩み、各メンバーの曲と率直な話を盛り込もうと準備をたくさんした」と述べた。
実際「BTS MAP OF THE SOUL ON:E」でBTSは、デビュー後7年を振り返って率直な話を盛り込んだ「 MAP OF THE SOUL:7」の収録曲を中心に、夢を持って世の中に初めて出てきたデビュー曲「No More Dream」と、より広い世界で歌えるようにしてくれた「DNA」、全世界で突風を巻き起こした最新曲「Dynamite」を選曲してステージ上でこれまでの7年間の歩みを壮大に解き放った。

「BTSMAP OF THE SOUL ON:E」は、たとえオンライン生中継方式だったが、BTSファンの声と顔を見ながら演奏することができる「アーミーオンエア」システムを導入した。

大型LEDスクリーン画面にファンの顔が見え、大合唱と応援の声が聞こえ、AR演出などの技術と感性が調和を成し、ファンとBTSの間に最先端のコミュニケーションが完成した。BTSと世界のファンがまるでひとつの空間にいるような鮮やかな雰囲気が広がった。
BTSは、「こうして画面ででも見ることができて気分がいい。久しぶりに声を聞いて力が出る。世界で最もきれいな声」と感激した。「アンコール曲では、アーミーのための曲を聴いてもらいたかった」と話したメンバーは、初日と2日目のアンコール曲を変えて構成した。初日は、「Butterfly」と「RUN」を歌い、2日目は「Spring Day」と「IDOL」を熱唱した。

「BTSMAP OF THE SOUL ON:E」は、1年間の準備期間が語るごとく、しっかりとした構成と繊細な演出、斬新な企画が光を放ったコンサートだった。そして何より、BTSの7年間の成長がそっくり収められた最高の公演だという好評を得た。
BTSは公演を盛況のうちに終え、「数万種類の感情が交差する公演だった。私たちの最初の行進は、7人の少年たちが集まって小さな夢から始めた」として、「異なるカラーの多数の旗を振りながら、異なる言語で異なる話を歌いながら、永遠に一緒に行進する。BTSはわずか7人ではなく、あなた、私、そして、私たちすべての物語だ」と心境を明らかにした。

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2020.10.12