面倒なコミュニケーションから便利な断絶へ。握手も接待も会議も不要な時代の働き方とは? そして、政治、経済、恋愛、全ての常識は刷新される!
コロナウイルスは1つのきっかけに過ぎなかった──
断絶する社会。広がる不安。それでも我々は「つながり」を求める。その手段こそアンコンタクト(非接触・非対面)です。韓国で今年4月に刊行された『アンコンタクト 非接触の経済学』、発売されるや韓国社会に大反響をよびました。著者はこう書きます。〈私たちが新たな変化やトレンドを知らなければならないのは、変化の中でしっかりと身を立てるためである。変化の方向と正体を知れば、不安も恐れも感じることなく変化に対応できる〉
コロナ以降、在宅勤務やオンライン会議、ZOOM飲み会など、アンコンタクトの文化が急速に広まりつつあります。それに関する書籍も多く出版されました。しかし、本書がそれらと大きく異なるのは、こうした変化・進化はコロナ以前から始まっていた──、つまりは人類の大きな意志としてアンコンタクトの方向に舵がきられていたことを指摘している点です。コロナは一つのきっかけに過ぎなかったというわけです。
では、今後、世界はどう変わっていくか。本書は、政治・経済・宗教・恋愛ほか、あらゆるシーンにおける破壊・革新の展望を徹底解析します。また、コロナ以前からのアンコンタクト文化を紹介するにあたって、日本の「伊達マスク」や「孤食」が例示されています。日本は「アンコンタクト先進国」と位置づけられているのです。日本の読者に向けて、こう記します。
〈韓国と日本は近く、類似点も多いため、トレンドにおいても互いに通ずる部分が多い。日本のトレンドの変化を見ながら韓国のトレンドを予測したり、韓国のトレンドを見て日本のトレンドを予測することもある。(中略)日本の読者も本書を興味深く読むことができるはずだ〉
アンコンタクト社会は、危機ではなくチャンスです! 《「マスクキス」という愛し方》《声なきショッピングとは》《2032年の仮想セックス》《来たるべき新たな差別》《診療所も葬儀もドライブスルー》《宗教家はユーチューバーを目指す》この本に提示された新たなトレンドにあなたはついていけるでしょうか!
著者PVはこちら→ https://www.youtube.com/watch?v=EUPJU_ATotQ
『アンコンタクト 非接触の経済学』
2020年9月9日発売
著/キム・ヨンソプ著 渡辺麻土香訳
定価:1,700円+税/四六判320ページ/小学館刊
著者:キム・ヨンソプ/トレンド分析専門家。 経営戦略コンサルタント。サムスン電子、現代自動車、LG、GS、CJ、SK、Lotteなどの大企業や韓国政府の企画財政部、国土交通部、外交部などで2000回以上の講演、ビジネスワークショップを実施した。本書が初の邦訳となる。