「コラム」連載 康熙奉(カン・ヒボン)のオンジェナ韓流Vol.126「不動の人気を誇るハ・ジウォン」

写真=韓国MBC公式サイトより

ハ・ジウォンは『病院船~ずっと君のそばに~』で癖がある有能な外科医を演じた。このドラマを含めて、ハ・ジウォンが演じた作品はいつもプラスアルファの人気を得ている。それほど、彼女は魅力的な女優なのだ。

ハ・ジウォンの苦労

「多様な役柄を演じられる俳優でありたい」
俳優がよく口にする言葉だ。
しかし、実際に多様な役柄に果敢に挑戦する俳優がどれほどいるだろうか。やはり、自分の持ち味を守りながら、一度人気を博した役柄のイメージを大切にするのが、多くの俳優の現実ではないだろうか。
ただし、ハ・ジウォンは違う。
ドラマ『シークレット・ガーデン』(2010年)で演じたスタントウーマンのライム役を見れば、その心意気がよくわかる。彼女は男性の仕草を演じた。

「脚を広げて座るのがとても楽だと知りました。意識しなくても脚を広げて座るようになってしまい、癖にならないか心配です(笑)」
ユニークな発言にはつい笑ってしまうが、異性の動作を体得しようとしたハ・ジウォンの苦労は大ヒットという形で報われた。
また、イ・スンギと共演したドラマ『キング~Two Hearts』(2012年)で、ハ・ジウォンは北朝鮮の特殊部隊の女性教官に扮した。
「私は‶初めてのこと〟や‶挑戦〟が好きです。韓国ドラマも本当に様々なジャンルにわたっています。新しいジャンルのドラマなら、新人のような気持ちでときめかせて演じられます」
この言葉の中に、ハ・ジウォンの‶決意〟が読み取れる。トップ女優になっても常に挑戦し続けようという姿勢を失っていない。その気持ちが『奇皇后』にもつながった。
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  • 2020.08.22