プライベートでも時々会うということで、気心の知れた仲だからか、イ・スンギの接し方が、女性ゲストが来たときのいつもの感じとは違い、友達と会っているように自然体だった。会うなり、ハイタッチであいさつをすることから始まり、街歩きでも、2人にとっては並んで歩くということが自然なことであり、この日のロケは雨だったので、絵面的に2人で1本の傘をささなければいけなかったのかもしれないが、並んで歩く姿や相合傘をする2人の姿がお似合いのカップルのように見えた。
番組出演にあたり、実は清州について、よく分かっていないということに気付き、一夜漬けで勉強してきたというハン・ヒョジュ。ソウルチームと清州チームのどちらが、清州市民に人気があるかを探る「即席サイン会」という名の人気投票対決では、年配の人はドラマ「トンイ」のイメージが強いからと、年配の人が来ると、髪をセンター分けにしてきっちり一つに結わえ、若い人が来ると髪を解いてアピールするなど、並々ならぬ勝負欲も。また、女優を夢見て、週に1度ソウルまで行き、演技レッスンを受けていた時代を振り返り、イ・スンギと2人で、当時暮らしていた団地の前まで行くと、ウルッとした姿も見せた。
また、ハン・ヒョジュがおすすめする清州の名所として、国立現代美術館を訪れた際、メンバーたち4人はお互いの肖像画を描き、発表することに。イ・スンギがハン・ヒョジュの肖像画を描いたが、イ・スンギはハン・ヒョジュについて、世間的には「清純」、「優雅」といったイメージがあるが、実は女性が憧れるような「カッコよさ」があると明かし、線の濃い絵を描いた。
その絵を見たハン・ヒョジュは「カッコいいにはカッコいいけれど、私じゃないみたい」と苦笑いし、絵はビミョー(?)だったが、確かにハン・ヒョジュにはカッコよさがある。よく寄付をすることでも有名だが、今回も放送翌日、「ソウルの田舎者」の出演料を清州にある新生命支援センターに全額寄付したことが報じられた。やることまで、なんてカッコいいのだろう。