「SHINee」テミン、パフォーマンスだけ? ボーカルも“特級エース”

デビュー当初は、他のメンバーに比べてパートが少なかったが、着実にボーカル練習を繰り返した末にグループのメインボーカルとして、ソロアーティストとして素晴らしいボーカルに成長した。

多数のボーイズグループがチーム活動に留まったり、ソロ発表後、特別な反響を起こすことが出来なかった反面、テミンは2014年にファーストミニアルバム「ACE」を始め、ソロアルバムを着実にリリースしてソロアーティストとしても頭角を表わした。 パフォーマンスの面で圧倒的な存在感を見せたため、ボーカルがダンスにさえぎられる時もあったが、彼の舞台を関心を持って見守るならば、ライブ実力がパフォーマンスに決して遅れをとらないという事実も明白に感じると思う。

特に音楽放送や授賞式で強力なダンスを言い訳にライブをしない場合が頻繁にある最近のK-POP界でテミンは、「SHINee」のメンバーたちとかたくなにライブ職人という修飾語を守ってきた。 CDや音源と違うところがなくてlip sync(口パク)だと思られたが、音響問題や歌詞間違い、MR(伴奏だけ録音された音源)除去を通じてすべてライブだったということが、今さらながら証明されたエピソードはK-POPファンたちの間で有名だ。

その他に、ファンたちからリード曲に劣らない収録曲に選ばれる「SHINee」の「Aside」、「再演(An Encore)」、「君と僕の距離(Selene 6.23)」、「透明の傘(Don't Let Me Go)」、そしてテミンのソロ曲「Soldier」、「催眠(Hypnosis)」、「Never Forever」、「Truth」など、穏やかなテンポの曲でもボーカルテミンだけの強みが目立っている。

最近、K-POPシーンは男性ソロアーティスト飢饉という話が出るほど、長期間活躍した男性ソロアーティストが少ない状況。 そんな中、既存に積み上げてきたイメージや業績に安住しないで、新しいコンセプトに挑戦したりパフォーマンスを減らして作詞に参加するなど、新しい試みを拒まないデビュー13年目のテミンの歩みは、それ自体だけでも価値がある。

 

WOW!korea提供

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2020.08.05