「SHINee」テミン、パフォーマンスだけ? ボーカルも“特級エース”

歌唱力もパフォーマンスの実力に劣りません。 感性的な新曲で特級エースの面をもう一度証明した「SHINee」テミンのことだ。

テミンは8月4日午後6時、音楽配信サイトを通じてプロローグシングル「2 KIDS」を公開した。 新曲発表は、昨年2月にリリースしたセカンドミニアルバム「WANT」以後、1年6カ月ぶりだ。

「2 KIDS」は今後リリースされる3rdフルアルバム「Never Gonna Dance Again」の火ぶたを切るトラックだ。 テミンはシングルだけで終わらず、今後連結性のある2枚のアルバム「Act 1、「Act 2」をリリースして、映画のような叙事を完成する計画だ。

「Never Gonna Dance Again」は、その間しっかりと構築してきた音楽的アイデンティティはそのままに、歌手としての新しい自我を探そうとするテミンの苦悩、挑戦の跡がそっくり溶け込んでいるアルバム。 その最初のページを飾った「2 KIDS」は、あたたかいギターサウンドが際立ったエレクトロポップジャンルに、テミン特有の繊細なボーカルが加わったナンバーだ。

チョ・ユンギョンと共に共同作詞に名前を挙げたテミンは、自身が体験した成長痛を隠喩的に表現した。 成長過程で感じた苦痛を直観的に表わすより、慣れない愛と別れに対し遠回しに語って解くことによって、より多くの人々が共感することができるようにした。

注目するほどの大きな部分は、テミンのボーカルだ。 「怪盗(Danger)」、「Press Your Number」、「MOVE」、「WANT」などの既存のソロアルバムのタイトル曲に比べて、パフォーマンスを明確に減らして、声に集中することによってリスナーもボーカルに全て集中することができるようにしたこと。 おかげで「2 KIDS」という曲の中で、パーフォーマーテミンの存在感は多少弱くなったが、聞く人にはボーカルテミンの真価を再確認できる機会となった。

テミンの声はK-POPファンたちの間で、信じて聞くほどの魅力的なボーカルと言われている。 数年間のレッスン生生活を経て16歳だった2008年に「SHINee」の末っ子でありメインダンサーとしてデビューしたテミンは、「お姉さんはとても綺麗(Replay)」、「Juliette」、「Ring Ding Dong」、「Dream Girl」、「Everybody」、「View」など、発表する曲ごとに韓国内外の音楽チャート1位を席巻した。

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2020.08.05