軍楽隊はピッタリ
今まで芸能人は兵役のときに義務警察に行く人が多かった。
この場合は広報団があって、それが芸能人の兵役代替制度の1つになっていたのだ。
しかし、義務警察が段階的に人数が縮小されており、2023年には完全に廃止される。したがって、芸能人が義務警察に入ることが難しくなった。
それに代わって重宝されるようになったのが軍楽隊だ。
軍楽隊に所属すれば、兵役期間を通して音楽を続けられる。芸能人にとっては、これほどの環境はない。
ただし、俳優は軍楽隊というわけにはいかなかった。同じ芸能人でもK-POPの出身者とはジャンルが違っていたのだ。
しかし、パク・ボゴムはまったく問題ない。彼は俳優なのだが、ミュージカルの舞台を務められるほど音楽の素養がすばらしい。それゆえに、パク・ボゴムが軍楽隊に入ると聞いても全く違和感がない。むしろ、ピッタリだと思うほどだ。
こうして、パク・ボゴムの兵役が間近になっていることを実感する。俳優の仕事はしばらくお休みになるが、社会人として貴重なキャリアを積み重ねることだろう。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)