『徐福』は2020年の夏までに公開される予定になっていたが、今は冬の公開になることが有力視されている。韓国でもコロナウィルスの影響で新作映画の公開スケジュールが変更されており、『徐福』も公開が延びたようだ。
魅力的なキャラクター
映画『徐福』は、コン・ユとパク・ボゴムが共演するということで、大変な話題を呼んでいた作品だ。
内容も斬新だ。
なにしろ、人類初のクローン人間をめぐる人間同士の暗躍を描いている。そのクローン人間に扮するのがパク・ボゴムだ。
実際、クローン人間は遺伝子の組み換えによって人造的に作られた複製人間であり、映画は人類の未来を暗示するようなストーリー展開になっている。
そして、コン・ユが扮するのは国家機関のエージェント。人類の命運を握ったクローン人間をめぐって様々な勢力が激闘するのだが、その中でコン・ユが演じるキャラクターも大いに奮闘していく。
撮影そのものは2019年の5月から始まっていた。
6月中旬から8月にかけては統営(トンヨン)市がロケ地となった。
慶尚(キョンサン)南道の統営市は朝鮮半島の南岸に位置する風光明媚な海洋都市だ。人口は約14万人である。
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