ク・ホイン氏は「これまでハラを愛し応援していただいた多くの方々にもう一度心から感謝する」とし、「第20代国会でク・ハラ法が作られなかったが、多くの方々の助けで第21代国会では必ず通過することを切に願い、これからもさらに多くの関心と協力を切に願う」と言葉を結んだ。
いわゆる「ク・ハラ法」は家族を殺害したり、遺言状を偽造するなど、制限的な場合のみ相続欠格事由を認定する現行の民法に「直系尊属または直系卑属に対する保護ないし扶養義務を顕著に怠った者」を追加したものだ。 しかし、「ク・ハラ法」は20日に開かれた第20代国会の最後の本会議に達していないため、自動廃棄手順を踏むことになった。
これに先立ち、昨年11月にク・ハラがこの世を去った後、彼女の財産は実父と実母がそれぞれ半分ずつ相続を受けた。父親は兄ク・ホイン氏に自分の相続分を譲渡した。 しかし、ク・ハラの実母が20年余りの間、養育義務を果たしていないにもかかわらず、現行民法に沿って、ク・ハラの財産を相続されることとなり、議論になった。
これにク・ハラの実兄ク・ホイン氏は自分の放送などに出演し、実の親が親権・養育権などを放棄しても相続権を持つことができる状況を批判した。 また、共に民主党のソ・ヨンギョ議員とともに「ク・ハラ法」の立法を請願した。