「インタビュー」ユン・シユン、「親愛なる判事様」オフィシャルインタビュー

◆印象に残っているセリフはありますか?
ユン・シユン:第1話のエンディングで、汗をかきながら緊張しているところに「判決を下します」というセリフが流れるシーン。「もうどうにでもなれ」という表情に変わるシーンですが、それがこのドラマの主張だったのではないかと思います。自分が考えたままにやってみよう、と。

◆アドリブなどありましたか?それはどんなシーンですか?
ユン・シユン:アドリブはドラマに欠かせない要素ですよね。でも、人によって捉え方が違うと思います。僕の中での優先順位は、台本をどれだけきちんと理解して深みのある表現をするのかということが一番です。今はまだそこに集中しようとしています。今は、台本を100%熟知できる能力がほしいですね。でも、いつかは僕もソン・ドンイル先輩のようなアドリブ王になりたいと思っています。

◆撮影裏話や、空き時間の想い出など、撮影エピソードを1つで結構ですので、教えてください。
ユン・シユン:ジェットコースターの上に上るシーンですね。20メートルを超える高さでしたが、実際に上って撮影したんですよ。カメラ監督と僕とユヨンさんの代役の方と一緒に上りました。監督も上ると言って一緒に上まで行ったんです。ユヨンさんは高いところが平気だからと上ってきたのですが、僕が止めました。ユヨンさんは少し安全なところで撮影して、僕だけ代役の方と上りました。些細なエピソードでしょ?(笑)そうやって撮影しました。大きなカメラを持って上がれなかったので、実は携帯のカメラで撮影したシーンがあるんです。一番高いところのシーンでの全体を見ると、スマートフォンのカメラで撮ったので少し画質が荒くて。これこそドラマのビハインドストーリーですね。あまりに高い所だったので、カメラを持って上がれなかったんですよ。普段から絶叫系のアトラクションにはわざわざ乗らないタイプですね。

◆撮影終了したら、すぐに役から抜け出せるタイプですか?ある程度は引きずってしまうタイプですか?
ユン・シユン:すぐ抜け出せるタイプですね。演技の上手な人が抜け出せないのであって、僕は違うんです。僕の中にある姿を演じようとしていますし、僕みたいな役者が新しくキャラクターを創り出すことはできません。オファーを頂いたら、僕が引き出せるキャラクターで作品を選びます。僕が作品を選べる立場ではないけど、もし選択肢があるとしたら、そういう作品を選んでいます。でも、役から抜け出せなかったことはないけど、そのキャラクターが恋しくはなります。その時のセットや、状況が恋しくなる時があります。例えば、「不滅の恋人」のヒロインだったジャヒョンとお互い絵を描きながら夢について語ったシーンだとか、今作のソウンと漢江のコンビニでお菓子を買って話したシーンなどが恋しいですね。あの頃に戻れないじゃないですか。それに、ソン・ソウンはいないし。僕がソン・ソウンに会いたくても会えないので、それが恋しいです。

◆本作の見所を教えてください。
ユン・シユン:法廷ドラマの典型性を徹底的に作った後、それを全て壊すような感じです。本当の法廷のように感じさせることができる、信頼感や権威、重厚感とパワーがある実力派俳優たちがドラマを作り上げて、それをめちゃくちゃにぶち壊すガンホのアクションドラマです。それが、一番のポイントだと思います。

◆日本でも度々ファンミーティングを開催していますが、日本にいらっしゃったときに必ず食べるもの、行く場所、お好きな日本食などありますか?
ユン・シユン:もんじゃ焼きが好きです。手はかかるけど、食べたくなる味。美味しいけど、手がかかりますよね。焼けるまで待ってから、少しずつ食べないといけないし。上のほうはあまり美味しくないから、下のおこげを食べたくて。それも一度にはがすのではなくて、少しずつ食べないといけません。たまに、東京出身ではない日本人の友達に韓国人の僕が案内したりします。「もんじゃ焼き知らないの?食べに行こう!」と言いながら。
日本料理は全般的に好きです。お好み焼きも好きだし。日本料理も好きですよ。韓国ではタッカルビが好きなのですが、少し面倒でも みんなで一緒に作りながら食べる料理が好きなんです。もんじゃ焼きもそうだし、お好み焼きもそうだし。そういう料理が好きですね。

◆日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。
ユン・シユン:俳優のユン・シユンです。今回は「親愛なる判事様」でみなさんにご挨拶することになりました。本当に色んな出来事があった作品です。汗と努力と涙、そして大勢の役者のストーリーが込められていて、その全てがガンホを通して表現されています。現実にはあり得ない不良判事、そのファンタジーを楽しめると思います。痛快でスカッとする法廷乱闘劇「親愛なる判事様」是非、お楽しみください。

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2020.05.01