以降、イ・ゴンのDNAがデータに全くないという話を聞いて衝撃に包まれたチョン・テウルは「本当に違う世界から来たの?」と再び尋ねた。イ・ゴンは平行世界を超えた自分の世界の人、大韓帝国について細かく明らかにしつつも、仮説だが、次元の門を超えた人がもう1人いると言い、イ・リム(イ・ジョンジン)に対する可能性をほのめかした。 また、大韓帝国でプサン(釜山)は首都であり祖父であるヘジョン皇帝が1945年に立憲君主制を宣言、議会をソウルに構え、皇室を釜山に移し、国土の一番前で、一番先に敵を相手するという決議が含まれていると説明した。
その一方で、チョン・テウルと別れた後ホテルへ戻ってきたイ・ゴンは雷と稲妻が吹き付けると、激しい苦痛と共に背中に炎で焼かれる傷が刻まれ、疑問点を残した。
翌日、イ・ゴンは髪を縛っていたチョン・テウルや散っていくイチョウの葉などが止まる、まるで魔法のような瞬間を経験した。おそらく次元の門を超えた時の副作用だろうと推測したイ・ゴンはチョン・テウルに「おかげで、美しいものを見ることが出来た」とし、もう一度ときめかせた。
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