“僕は今回もまた捨てられるだろう。いつも選択は人がしたんだ”
「おかえり」7話では、ホンジョが自身を新しい主人に渡そうとするキム・ソラのせいで悲しむ瞬間が描かれた。ホンジョはタイ焼き家の孫テソン(ソン・ミンジェ)が店頭にうずくまっている野良猫を家に連れて行きたがると「猫は元々主人がいない。犬には主人がいるのに猫はいないんだって。猫はそのまま一緒にいる人を選択するんだって。この猫が選択した人が君だ。外で暮らすのが気楽だって。猫が君に会いに来るって」としながら野良猫の考えを代わって伝えた。しかしテソンが去ると野良猫に「嘘。選択は人がします。猫ではなく。お婆さんも捨てられたんじゃない。僕のように。僕は今回もまた捨てられるだろう。いつも選択は人がしたんだ」としながらため息をついて悲しさを表現した。

“それでは君(キム・ソラ)は、10年間も胸が空っぽなような気分だっただろう”
「おかえり」9話で、キム・ソラの10年の片思いが自分のせいで起こった誤解のためだったことを知るようになったホンジョは、結局すべての秘密を打ち明けた後でキム・ソラのそばを去ることに決めた。そして真実を伝えに行く日、ホンジョは「変だ、お腹がすいているのになぜここ(胸)が空っぽなの？変だ、穴があいたのか？」としながら胸を撫でた。さらにホンジョは、愛のためにむなしい自分と同じように10年間胸を痛めたキム・ソラを思って「それでは君(キム・ソラ)は、10年間も胸が空っぽにおなった気分だっただろう。寂しかっただろう。とても大変だっただろう」と泣き出して視聴者の涙を誘った。

“いなくなったように見えるかもしれない。でも僕はここにいるだろう。あなたには見えないかも知れないけど”
「おかえり」11話でホンジョは、キム・ソラにいつもそばにいたいという願いを伝えた。ホンジョは「行くなら話してから行きなさい」というキム・ソラの言葉にびっくりして「行くなと言ったじゃない！そのままバン・グクボンでいろと言ったじゃない。あなたがそれでも良いなら僕はずっとここにいるつもりだ！」と叫んだ。そして「いなくなったように見えるかもしれない。でも僕はここにいるつもりだ。あなたには見えないかも知れないけど」としながら、もし人として共にできないなら猫に変わってでもキム・ソラと一緒にいると告白して女心をときめかせた。

製作サイドは「キム・ミョンスは、ひと言もぞんざいに語らない。絶えず悩みながら一場面一場面を完成するほめられて当然な俳優」としながら「ますます多くの感情を悟るようになるホンジョが、今後もっとロマンチックになりながら暖かいヒーリングを伝える予定なので期待してほしい」と伝えた。
KBS2水木ドラマ「おかえり」は、毎週水曜日と木曜日午後10時に韓国で放送される。

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