「イベントレポ」SEVENTEEN、「WORLD TOUR IN JAPAN」日本ツアーファイナル…”僕たちの存在の理由がCARATです”

1月に韓国でリリースしたミニアルバム「YOU MADE MY DAWN」がオリコンアルバムランキングで1位を獲得。4月には20万人動員の日本ツアーを成功させ、5月にリリースした日本1stシングル「Happy Ending」がレコード協会のプラチナディスクに認定されるなど、人気絶頂の13人組ボーイズグループSEVENTEENが「WORLD TOUR IN JAPAN」を開催。8月末のソウルからスタートし、2つ目の開催地となる日本では、大阪、愛知、神奈川、千葉の4都市で9公演を行い、全会場を超満員の観客で埋め尽くした。SEVENTEENのワールドツアーは、2017年に開催された「2017 SEVENTEEN 1ST WORLD TOUR ‘DIAMOND EDGE’」以来約2年ぶりで、日本に続いては、ジャカルタ、バンコク、マニラ、クアラルンプールなどアジア8地域、北米8都市、そしてヨーロッパも追加され、熱い注目を浴びている。

日本ツアーのファイナルは、11月9日(土)幕張メッセ国際展示場4-6ホール。チケットを手にした幸運なCARAT(SEVENTEENのファンの名称)メインステージから中央付近に設置されたセンターステージを囲み、彼らの登場を興奮気味で待ちわびる。13人が荒野を歩くオープニングVCRが流れ、荒れ地に置かれた机上の電気スタンドのスイッチを引くと、会場が暗転してステージがパープルの光で照らされる。スクリーンには心電図の波形のような映像が流され、ドクンドクンという音が流れる中、センターステージに黒にスパンコールをほどこした衣装、顔を半分黒い布で覆い隠したジョンハンが登場。上空からオーロラのようにシフォンの白布が降りてきてジョンハンを取り囲むと、ステージの四つ角からはメンバーが続々と現れる。白布が地面に落ちて、一時真っ暗に。そして青い光が再び舞い込むと、スクリーンには「Ode To You」の文字が浮かび上がった。

バーノンが顔を覆っていた黒いマスクを客席に投げ捨てると、続いて全員がマスクを外してセンターステージに集合。そのまま激しいビートにパワフルなダンスが圧巻の「Getting Closer」へ。まさに“息が上がる”というタイトルにふさわしく情熱的で一糸乱れぬ群舞を見せると、1度音が止まり、ウジのパートの前でドクンドクンと心臓音が入るリミックスバージョン。曲が終わるとセンターステージに移動し、数人が舞台袖に、数人は奈落の下に吸い込まれていく。最後はスポットライトを浴びたジョンハンが振り返ったかと思うと、奈落にダイブして大歓声が。

コンクリートの建物の中をメンバーが歩き出し、荒野にたどり着くメンバー紹介VCRが終ると、メインステージの幕があがり、2段に組まれたマンションのようなセットが出現。1人ずつ小部屋に入ったメンバーたちが決めポーズをとると「ROCK」をリミックスバージョンで。途中、下段にいたメンバー6人がステージに飛び出し、上段両端のディノとバージョンも階段を下りて地上へ。上段に残ったミンギュ、ドギョム、エスクプス、スングァン、ジョシュアはせり上がってきた5つの箱の上に移動するとその箱が徐々に下降し、全員が地上に到達。一瞬曲が止まると、そこからはパワー全開のダンスを。最後は全員が一列になって観客をあおり、ミンギュのラップで爆音が巻き起こった。

続いてはロック調にアレンジされた「CLAP」へ。暗闇の中「一緒に!!」とのの合図で「woo~ チャチャチャチャ」の大合唱からスタート。続いてスングァンとドギョムがせり上がったかと思うと「ウォー!オッオウォーオ」とアレンジメロディーをシャウト。ホシが「幕張!メイク・サム・ノイズ」とあおると、メンバーの背景には炎が燃えさかる3D映像が映し出され、ステージには火柱が何度も舞い上がる。BluetoothでコントロールされたCARAT棒(ペンライト)も赤やオレンジに点滅し、会場全体が炎に包まれたように熱く燃え上がった。

ここでまずは最初の挨拶。ホシが「皆さん、会いたかったです。『SEVENTEEN WORLD TOUR IN JAPAN』にようこそ~。今日は最後です。ここにも多くの方々が来てくださっていますが、ライブビューイングもたくさんの方が視聴してくださっていますね。ありがとうございます」と、感謝の言葉を述べるとともに、この日は全国各地の映画館でライブビューイングが行われていることを知らせた。

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2019.11.11