【独占取材】世界14ヶ国32の映画祭を席巻した 「ゴーストマスク〜傷〜」日本凱旋=出演者ら登壇し舞台挨拶

この作品が観客に向けて問う最大のポイントは「美しくなることによって人は幸せになれるのか」。自身の考える美について聞くと、茜ゆりかは「いまでも私自身が追い続けているもの。美は手の届かないものでもあるが、永遠に追いかけたい」、イ・ユハは「一言で語るのは難しいが、品格・人格・正直さ、これらが真の美をつくり上げるのだと思う」と語り、広澤草は「コンプレックスを顔にもった女性が整形することで気持ちも前向きになるという過程を演じ、それは正解なのだと答えを出した。本人が良しと思う美を最後まで貫くことは、強さだと感じた」、百合沙は「美は努力の賜物だと思う。それは整形も同じで、自分が納得する美を追求することは、人の魅力にも繋がる」と自身の思いを明かした。

韓国ロケが作品の大半を占め、慣れない異国の地で苦労も多かったという出演者と監督は、この日の”再会”に喜びを隠せないようす。舞台あいさつのために来日したイ・ユハは「共演者と共通の知り合いがいることがわかり、嬉しい驚きもあった。撮影後に韓国で再会したり、SNSで連絡を取り合ったりと“共演者”という関係を超えて親しくなれたことがうれしい」と笑顔をみせた。

この日の舞台あいさつにはスペシャルゲストとして、主題歌を担当したシンガーソングライターのユンジも登壇。ユンジは楽曲に込めた思いについて「曲のテーマは“ラブ(愛)”。今まで悲しく寂しかった人が愛する人を見つけて恋に落ち、自分自身もいろんな傷を抱えているが、自分を見失わず愛してほしいとのメッセージを込めた」と明かし、自身が追及する「美」については、「内面の美しさが大事だと思う。ポジティブな考え方が美しさに繋がると思うし、自分を大切に愛して褒めてあげることも美に繋がると思う」と語った。

最後に、満を持して日本公開を迎えたことに、監督の曽根氏は「本作の企画は着想から5年がかり。撮影においてはキャストもスタッフも関係なく一丸となって制作した作品がようやく上映を迎え、とても嬉しいです。ますます多くの人に作品を観てもらえたらと思います」とメッセージを伝えた。

なお、今月12日より東京・下北沢トリウッド、名古屋・シネマスコーレでも上映開始、13日には下北沢トリウッドで舞台挨拶を予定している。

WOW!korea提供

 

 

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  • 2019.10.11