各人の挨拶を終えると「去年に続き、今年もまたワールドツアーで日本に来られて嬉しいです!」とキヒョンが元気に告げると、I.Mが「一緒に盛り上がる準備はできてますか?」とオーディエンスを煽る。会場からの大きな返事の声を聞くと、全員の「It’s Party Time!」という号令でグラスを手に「Party Time」がスタート。ジュホンを挟んでミニョクとウォノが乾杯のジェスチャーをしたり、ジュホンとI.Mが社交ダンスのステップを見せたりと楽しい雰囲気を作り上げた。Steve Aokiがプロデュースした「Play it Cool」では、イスに座りながら歌うキヒョンが会場のファンにマイクを向けながら見せた笑顔が印象的だった。
中盤のユニットステージがこのツアーの見どころのひとつとなったが、普段の活動曲では見ることができない各人の魅力を存分にアピールすることができた。年中組のミニョク、キヒョン、ヒョンウォンは、Bazziの「MYSELF」をカヴァー。黒のスーツを着こなしたヒョンウォン、そしてミニョクと続くセクシーなダンスは大人のムード満点。キヒョンはイスに座ったままだったが、「3人が一番うまくできることを考えて作ったステージ」とミニョクが言うように、バッチリとシンクロしたパフォーマンスで魅せた。末っ子ラップ組のジュホンとI.Mは、未発売の自作曲「3HYTHM」で激しいラップの応酬で沸かせた。ブレイクでオリエンタルな衣装を脱ぎ捨て「いきましょうか?」とニヤリと笑ったジュホンがなんとドラムソロを披露。そのリズムに合わせて会場から大きな“イ・ジュホン”コールが沸き上がると、I.Mがそこにリリックを重ねる。「1つめはI.M、2つめはジュホン、そして3つめの拍子はMONBEBE(ファン)」という“三拍子”を意味するタイトルそのままの三位一体のステージに。2度目のブレイクでは水の入ったペットボトルを1回転させて立たせるボトルフリップに挑戦するも、失敗。MCコーナーで再チャレンジしてリベンジを果たしたが、「ソウル、ベルリン、幕張で成功しました!」と大喜びするジュホンに、「どのユニットステージより、今の歓声が大きいんじゃない?」とウォノが驚くほどの大喝采が巻き起こった。年長組のショヌとウォノは、ウォノの未発売自作曲にショヌが振付けたという「MIRROR」をパフォーマンス。白い衣装のウォノ、黒い衣装のショヌが対象の動きで鏡に映る様子を表現したが、セクシーなR&B曲に乗せてマッチョなふたりが男性美を見せつけた。
カッコ良さを見せた後は、かわいい少年に変身。「MONBEBE、僕たちとデートしない?」というヒョンウォンの告白を受けて上がる嬌声と共に、「HONESTLY」に突入すると、メンバー各人が愛嬌たっぷりの表情を見せたり大きなハートを作って見せたり、キュートなMONSTA Xを三連発。MCでは“MONBEBEに告白タイム!”と言って「目の前のみんなが眩しくて、僕には夜がありません」(キヒョン)、「今日のライブが終わったら、ご両親に“家族が増えるよ”って電話してください」(I.M)、「僕は小さな存在だけれど、最後までMONBEBEを守るよ」(ウォノ)と甘い言葉で会場を沸かせると、「愛し合うのに理由はいりません。かわいいMONBEBEのような曲です!」という「NO REASON」を歌ってコーナーを締めくくった。(3ページに続く)
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