「インタビュー①」ノ・ミヌ、"軍除隊後にイケメン役と「剣法男女」のオファーが来て悩んだ"

俳優ノ・ミヌにとって29日に放送終了したMBC月火ドラマ「剣法男女2」は、「再発見」を成し遂げたターニングポイントになった。「パスタ」「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」「フルハウスTAKE2」などラブコメとイケメンのビジュアルで視聴者をときめかせたノ・ミヌは、「剣法男女2」というシーズン制のジャンル物を通じて演技の変身に成功したという評価を引き出した。

ノ・ミヌが「剣法男女2」で引き受けたキャラクターは、総合病院外傷外科専門医チャン・チョルだった。チャン・チョルは、過去児童虐待を受けたという秘密を隠している人物で、後半部で多重人格であることが分かって「剣法男女2」の緊張感を高めた。「剣法男女2」のノ・ドチョルPDが製作発表会当時、「ノ・ミヌのチャン・チョルというキャラクターが重要だ」として「シーズン2の核心だ」と明らかにしたほど、ノ・ミヌが見せたチャン・チョルの比重とインパクトは相当なものだった。

ノ・ミヌは簡単ではなかった多重人格を演じながら、以前と違ってとても緊張したと、これまでの熾烈な時間について打ち明けた。4年という長い空白期間に対する不安、そして4年ぶりのドラマ復帰を前に感じたプレッシャーなどについても話した。「イケメンのイメージから来る喉の渇きがとても大きくありましたが、『剣法男女2』を通じて他の可能性をお見せできたようです」と語るノ・ミヌだった。「剣法男女2」に対する悩みと今後の計画などについて対話を交わした。

Q.「剣法男女2」終了の心境は?
ノ・ミヌ:ひさしぶりの復帰作でした。緊張して撮影に臨みましたが、先輩たちがとても気を遣ってださり、監督がキャラクターをうまく作ってくださって、撮影が終わるのが残念でした。(劇の最後) 驚くべきストーリーの展開があって次のシーズンを期待させてくれるようです。本当にたくさん愛されて感謝します。次のシーズンも期待してくださると嬉しいです。

Q.チャン・チョルはシーズン1では登場しなかった人物で、シーズン2で新しく登場した中心人物でした。プレッシャーも大きかったでしょう。
ノ・ミヌ:けっこうプレッシャーでした。監督がチャン・チョルが重要なキャラクターだということで、一緒に演技する先輩たちが心配しないように準備をたくさんしました。今回の作品では、シナリオをずっとつかんでいました。眠りから覚めればセリフのことを思ってストレスもたくさん受けた作品でした。こんな作品は初めてでした。

Q.チャン・チョルを演じながらどんなプレッシャーがとくに大きかったですか?
ノ・ミヌ:多重人格のキャラクターのせいで、ひとつの作品の中で全く違ったキャラクターを演技しなければならないという点が簡単ではなかったです。この多重人格の性格が初盤で知られてはいけないので、ドクターKが出るまで冷徹なキャラクターを維持しなければなりませんでした。冷徹なキャラクターのトーンを維持しながらドクターKに変わるまで監督と感情ラインと集中力が崩れないように緊張しながら演技しました。トーンを維持をしなければならないという点で簡単ではなかったので、ストレスをたくさん受けたと思います。

Q.多重人格のキャラクターの準備過程はどうでしたたか?
ノ・ミヌ:サイコパス映画をたくさん見ました。残忍な韓国映画や殺人魔、サイコパスが登場する映画だけ見ました。映画を見ながらぼうぜんとして、残忍なシーンを見ても無感覚になりました。チャン・チョルは手術室でもそうだし、血を見ても、あるいは死亡宣告をしても無感覚に演技しなければなりませんでした。ドクターKに変身した時も淡々としたらいいとおっしゃるので(残忍なシーンに)淡々としようと努力しました。

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2019.07.30