俳優ソ・ガンジュン、新ドラマ「WATCHER」への意気込みを語る

韓国俳優ソ・ガンジュン(25)が、初めてのジャンル物となる新ドラマ「WATCHER」への意気込みを語った。

2日、ソウル・インペリアルパレスではOCNの新ドラマ「WATCHER」の制作発表会が開かれ、俳優ハン・ソッキュ、ソ・ガンジュン、ホ・ソンテ、女優キム・ヒョンジュ、パク・ジュヒとアン・ギルホ監督が出席した。

「WATCHER」は、悲劇的な事件に絡む3人の男女が警察の腐敗を暴く不正捜査チームとなり、権力の実態を明らかにする内部監察スリラー。腐敗を目撃した警察のチグァン(ハン・ソッキュ)、殺人を目撃した巡査のヨングン(ソ・ガンジュン)、嘘を目撃した弁護士のテジュ(キム・ヒョンジュ)が“目撃”というキーワードとある悲劇的な事件で絡んだ後、不正捜査チームで再会し、繰り広げられる出来事を描く。

OCNは最近、「手 the guest」、「ライフ・オン・マーズ」、「ボイス」、「助けて」など映画に負けないクオリティのドラマを相次いで放送し、視聴者をがっちりつかんでいる。さらに「WATCHER」では“ジャンル物の名門”であるOCNの新作という点においても期待が高まっている。

ソ・ガンジュンは今作で初めてのジャンル物に挑戦。これまで非現実的なビジュアルでロマンスやラブコメで活躍していたソ・ガンジュンが、ジャンル物の出演を決心した理由について語った。

ソ・ガンジュンは「ふわふわとしたロマンスやラブコメは、たくさんやってきた。ジャンル物を以前からやりたいと思っていたし、ジャンルを問わない俳優になりたくて選んだ」とし、「台本を見た時、特性上、捜査にだけスポットが当たっているのではなく、人物たちの痛みや彼らの成長する様子が描かれていて、魅力的だと思った」と明らかにした。

また前作「第3の魅力」で顔ではなく、演技で熱心な俳優となった。見る者を共感させる内面の演技や序盤でのイメチェンで好評を得た。一層成長したと評価されたソ・ガンジュンが、「WATCHER」でどのような演技を見せるのか関心が集まっている。

ソ・ガンジュンは、幼いころに殺人事件を目撃し、熱血巡査になったキム・ヨングンを演じる。暗い過去を持つ人物の内面描写はもちろん、劇中の職業上必要なアクション演技まで見せる。

ソ・ガンジュンは「キャラクター自体が作品ごとに違うので、何かを特別に見せなきゃと考えてはいない。ヨングンは目的のために走っていき、捜査を続けるキャラクターだ。ヨングンが『何のために行動するのか』ということを作品を通じて見せていこうと思う」と語った。

続けて「ヨングンが熱血刑事なので走るシーンが多い。こうして激しいアクションをしてみたのは初めてだが、自分なりに楽しくできた」と明かした。

さらに今回、大先輩となるハン・ソッキュやキム・ヒョンジュと共演する。このような環境も俳優ソ・ガンジュンにとって成長の糧になると期待される。

ソ・ガンジュンは「本当に多くを学んでいる。ハン・ソッキュ先輩はアドバイスもたくさんしてくださり、常に心配もしてくださる。アクションシーンがあると、毎回『けがしたところはないか?』と聞いてくださる。シーンの中で逃した部分も教えていただいている。キム・ヒョンジュ先輩も撮影中に『こういうのもあると思う』と話をしてくださるが、その度に『こういうことを逃していいたんだな』と考えるようになった」と伝えた。

一方、ドラマ「WATCHER」は6日午後10時20分から韓国OCNで放送開始する。

 

WOW!korea提供

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