ここでスクリーンにサンドゥルからのビデオメッセージが流れ、6月3日に発売された2枚目のソロアルバム「天気の良い日」の1曲1曲に込められた想いや今回の公演の準備の様子がファンに伝えられた。
サンドゥルが再びステージへ上がると、ステージは雨を思わせる照明で照らされ、スタンドマイクで「雨の歌」をしっとりと歌い、「この恋」「斜線」「天気の良い日」と立て続けに披露。サンドゥルの心温まる絶大な歌唱力に、会場が包まれた。
4曲を終えて歌い切った表情のサンドゥルに、ファンからは「かっこいい!」「さすが!」などと声がかけられ、サンドゥルも満面の笑顔。
「初のソロアルバムを発表したのが2016年の秋ですから、3年ぶりにセカンドアルバムを発表しました。ファーストアルバムでは25歳のサンドゥルの話を歌いましたが、今回は僕みたいに青春を過ごしている人を励ます意味を音楽に込めてみました。『天気の良い日』が今回のアルバムのタイトル曲です。変わってしまった過去の恋を、眩しいくらい天気の良い日に忘れようとする曲。別れの曲でもありますが、苦しんでいるすべての人に、『すべてうまく行くよ、青空を見て、心配なことを忘れてしまおう』と慰めるものでもあります。皆さんにも慰めと癒しをあげられる曲になったらと思います」と、アルバムに収録されている曲を紹介し、「3年かけて一生懸命準備したので、皆さんに長く愛される曲になったらと思いますし、すてきなプレゼントになったらうれしいです」と話した。
(4ページに続く)