「僕にとって初めての日本ソロコンサートは、今日が2回目の公演です。僕の歌と話が皆さんの胸に少しでも響きますようにと願いながら、今日もすてきなステージをお見せしたいと思います」。
続いて、子どもの頃のサンドゥルの話を歌った曲「僕の幼い頃の話」と「家」を披露。その頃の情景をまるで目の前で見ているかのように感じるサンドゥルの歌の表現力に会場は一気に引き込まれていき、歌い終えると大きな拍手が沸き起こった。「僕は家族に、ありがとう、愛してると言うのが照れ臭くて、あまり言えませんが、この歌でそういう想いを伝えられたらと思います。皆さんにとっても僕と同じ意味をなればいいなと思います」と語った。
ここからは片思いの切ない気持ちを歌った3曲へ。「冬の手紙」では、スクリーンに手紙風の歌詞が映し出され、ミュージカルのワンシーンを思わせるようにサンドゥルが気持ちを込めて歌い上げた。3曲を聴き終えると、客席からはひときわ大きな歓声と鳴り止まない感嘆の拍手がサンドゥルに寄せられた。
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