「インタビュー」俳優チョン・イル、“若い王の苦悩を技術より心で演技した” 「獬豸(ヘチ)」

俳優チョン・イルが、代替服務を終えて2年半ぶりにSBSドラマ「獬豸(ヘチ)」で視聴者と対面した。「獬豸」は、ドラマ 「トンイ」 「イ・サン」で肅宗(スクチョン)と正祖(チョンジョ)時代を再解釈したキム・イヨン脚本家が若い英祖(ヨンジョ)にスポットを当てるという点で注目された。また音楽を担当する掌楽院(チャンアグォン)、画員(ファウォン)を排出する図画署(トファソ)に続いて今の検察にあたる司憲府(サホンブ)をドラマの素材に活用したという点も注目された。ドラマ終了後に会ったチョン・イルは、「代替服務以後に選択した、簡単ではなかった作品『獬豸』を無事に終えることができて胸がいっぱいです」と語った。

「『獬豸』を選択した最大の理由は、キム・イヨン脚本家の作品だったからです。これまで若い英祖を主人公で描いた作品はほとんどなく、そんな英祖の魅力をお見せしたかったからです。演技が難しい度ごとに脚本家が僕の心を支えてくださり、シーンの解釈も手伝ってくださいました。脚本家がキャスティングする時に一番重要だと思ったのが『王像』でしたが、僕が王像なので良かったとおっしゃいました。ハハ。脚本家は僕に難しいキャラクターを任せてすまないとおっしゃいまいたが、むしろ素敵な英祖を作ってくれた脚本家に僕が感謝します。」

チョン・イルは、召使から生まれた王子である延礽君(ヨニングン)が民をこの上なく愛する王になるまでの英祖の苦悩と逆境を熾烈に描き出した。劇中で最初は政治に関心のなかった延礽君は愛民という志を抱いて善政を行うようになる。

「賎民の血を持って生まれた英祖が民を理解する王に生まれかわるまでの過程を真実味を持って演技しようと努力しました。一番重点を置いたのは、以前は表情や目つきで演技を作っていましたが、今回は心で演技をしようと思いました。僕のデビュー作がシチュエーション・コメディーなので表情が大げさになる時がありました。今回の作品では今までの僕を忘れて演技しました。それで周囲も真実味があるち感じたし、演技もとてもうまくなったと誉めてくれたようです。」

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2019.05.11