韓国北東部に位置する江原道(カンウォンド)高城(コソン)〜束草(ソクチョ)の山火事被害に遭った被災者支援のために芸能人が積極的に乗り出した。
4日に高城で始まった山火事が束草へと広がり、江陵(カンヌン)市、東海(トンヘ)市、麟蹄(インジェ)郡に国家災難(災害)事態を宣言した。
深刻な物的・人的被害まで出て、心を痛めた芸能人による“寄付リレー”が始まった。
歌手IU(アイユー)は、被災地の子どもたちのために、児童福祉代表機関「緑の傘子ども財団」を通じて1億ウォン(約1000万円)を寄付した。財団側の関係者によると、低所得層や祖父母・孫家庭、母子・父子家庭の子どもたちを支援するために使われるという。
また、江原道・横城(フェンソン)郡出身で、横城の広報大使としても活動している「SUPER JUNIOR」メンバーのヒチョルは、「江原地域で広がる山火事を見ながら、心を痛めた」とし、江原社会福祉共同募金会「愛の実」に3000万ウォン(約300万円)を寄付した。
同じく江原道・原州(ウォンジュ)市出身の歌手ユン・ジソン(元Wanna One)も「希望ブリッジ全国災害救護協会」に1000万ウォン(約100万円)を寄付。「少しでも力になれたらうれしい」と気持ちを伝えたという。
俳優ソン・ジュンギとナム・ジュヒョクも、「希望ブリッジ全国災害救護協会」を通じてそれぞれ3000万ウォン(約300万円)を寄付し、歌手ヒョミン(T-ARA)はパックご飯やカップラーメンなどの物資を送って被災地を支援した。
4日に起きた江原道での山火事は、現在主な火は100%鎮火されたが、林野約525ha、住宅134棟、倉庫7棟、ビニールハウス9棟が焼失するなど大きな被害があった。また束草市では50代の男性1人が死亡し、負傷者も1人いたという。
WOW!korea提供