“枕営業問題”のチャン・ジャヨン事件、文大統領や先輩女優イ・ミスクの言及で新たな局面を迎えられるか

さらにこれまで15回以上の証言をしたユン・ジオは、チャン・ジャヨンと同じ所属事務所だった女優イ・ミスク、ソン・ソンミについて言及し、「私よりも状況をよく知っている芸能人もいる。証言を一緒にしてくださったらうれしい」と訴えた。二人はチャン・ジャヨンの直筆の文書に名前が挙げられており、関連しているとの疑惑が浮上していた。

これに対して、イ・ミスクとソン・ソンミは特に立場を明らかにせずに沈黙を一貫し、所属事務所側も「特に立場を出すことはない」としていた。

ところが、イ・ミスクは22日午後、現所属事務所のsidusHQを通じて「若い年齢で残念な死に至った新人女優に対する一言一言が歪曲され、編集され、事実を明らかにするのではなく、ゴシップ性の噂ばかり脚光を浴びるのではないかと思い、慎重だった」とし、「女優の故チャン・ジャヨンの死を残念に思っている」と明らかにした。

また「真相を明らかにする過程で必要なことがあれば、喜んで調査を受ける意向がある。ただ故人の名誉が回復され、全ての国民が認められる捜査がおこなわれるべきだと思っている。故チャン・ジャヨンさんの死に対する誤解や疑惑が残らないよう、最善を尽くす」と強調した。

ユン・ジオの実名と顔の公開によって始まった故チャン・ジャヨン事件に向けられる関心が、文大統領の公開言及でピークに達し、イ・ミスクも10年経って自ら口を開いた。事件を再捜査している検察の過去史委員会の活動期間が5月末まで延長される中、関係者の処罰がなされるのか、関心が高まっている。

 

WOW!korea提供

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2019.03.22