「皆さん、お久しぶりです。今日は会いに来てくれてありがとう」とあいさつをすると、ファンは温かい拍手で応えた。
「昨年除隊してから、すぐ皆さんに新曲を届けたかったのですが、いろいろなことがあってすぐにできなくて。このアルバムは、昨年の12月から準備を始めました。『A Step』と『ひだまり』という曲は、1月のミュージカルが終わってから、コン・テユさんと毎日カフェで4〜5時間かけて作詞したものです。
表現したい言葉が多いけれど、なかなか日本語にできないので、自分の心を表現してもらうために、テユさんに助けてもらったんです。『モナリザ』は、自分が画家になって、皆の笑顔を描きたいという意味を込めて作りました。ゆっくり歌詞を読みながら聴いてみてくださいね」と語った。
アルバムのタイトル「セレナーデ」には、恋人のために奏でる恋愛の曲という意味があり、ソンモからずっと応援してくれるファンへの想いが込められているそう。
コン・テユは、「僕も曲選びから参加して、一緒に作りました。今回のアルバムは45曲もある候補の中からギリギリまで悩んで6曲に絞ったんです。だから曲にもタイトルにもメロディーにも、ソンモの想いが詰まっていて、ひとことひとこと皆さんに伝わるようていねいに作りました。大切に聴いてくれたらうれしいですね」と話した。ソンモも「入隊からの3年で溜めてきた想いを皆さんに伝えたくて。自分が聴かせたい曲が入っていて、完成度が高いと思います」と。
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