テミンは、「WANT」を「MOVE」と「Danger」の中間だと説明した。「Danger」は、テミンの初のソロ曲でセクシーながらも中性的なイメージを作り上げる始発点になった。「MOVE」は、「MOVE病」という言葉を誕生させるほどに芸能人はもちろん一般人の間でもカバーが流行した歌だ。
「実は、欲を言えば完全に新しいものをしたかったです。ところが、僕が作ったイメージで行こうと思ったら『MOVE』のイメージを持っていくのが正しいと思いました。実は『MOVE』は爆発させたいのに爆発することができない歌です。それで見る方々は少し残念だったようです。不足な部分を補おうと思いました。」
名残惜しさを補ったというテミンの自信は「WANT」のダンスにそのまま現われた。テミンのダンスは、優雅でありながらも纎細で、パワーが感じられながらもソフトな雰囲気だった。テミンは「『WANT』が導入部から圧倒する雰囲気を感じさせる。今回のアルバムで一番力をつくした部分は、手を抜いたようだが他の人が出すことができないイメージです。それがまさに『WANT』のパフォーマンスのポイントです。『そこまでダンスをしなくても大丈夫?』といいながらも、『大丈夫』という感じです」と説明しながら笑った。
今回も「MOVE」を作った振付師の菅原小春と共にした。テミンは、「派手なスキルのダンスよりは、自分の中の内面を見せる人がいます。そんなダンスをする人が格好いいと思いますが、振付師は僕自身を引っ張り出してくれる人です。一緒にしながら自ら発展して成長したと感じます」と満足感を表現した。
テミンの今回のコンセプトは、官能と純粋が共存する男の致命的な魅力だ。イケメンの外見とスマートなスタイルのテミンは、ソロに変身した2014年からセクシーさと退廃、中性的なイメージを固めてきている。これにコンセプトを消化する力とステージの掌握力が加わって別の歌手には真似ることができないテミンだけのジャンルが誕生した。
「ソロ歌手テミンの長所をあげるなら、僕だけのスタイルです。それなりに僕だけのスタイルがあると思います。まったく同じダンスを何人かに踊りなさいと言った時、僕は僕なりの方法で表現することができると思います。他の人とは違う僕なりのスタイルです。」
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